これらのことの結果、わたしはしばしば自分の弱さと不完全さのゆえにとがめを感じた。そして、前に述べた九月二十一日の夜のことである。わたしはその夜、床に就いた後、全能の神に、わたしのすべての罪と愚かな行いを赦してくださるように、また神の前における自分の状態と立場を知るために示しを下さるように、祈って嘆願した。以前に受けたように、神の示しを頂けるという十分な確信があったからである。
「回復されたイエス・キリストの福音の証を受ける」2003年10月、ロバート・D・ヘイルズ、十二使徒定員会
1823年9月21日,17歳になったジョセフは,ひざまずいて,「〔自分の〕罪と愚かな行いを赦してくださるように,また神の前における自分の状態と立場を知るために示しをくださるように,祈〔りました。〕」(ジョセフ・スミス—歴史1:29)そして,祈っているうちに,再び光が現れて,ついに「その部屋は真昼の時よりも明るく〔なりました。〕」(ジョセフ・スミス—歴史1:30)その光の中に「この上なく美しい白さの」(ジョセフ・スミス—歴史1:31)衣を着た方が立っていました。その方はジョセブの名を呼んで,自分の名がモロナイであることを知らせました。モロナイは「神が〔ジョセフ〕のなすべき業を備えておられること」(ジョセフ・スミス—歴史1:33)そして金版に記された古代の記録,すなわちモルモン書として翻訳されるべき記録について告げました。この書には,イエス・キリストがモロナイの先祖に教えられた完全な福音が載っています。そしてジョセフはその記録を手に入れるよう指示されました。家族が住む家の近くの,現在クモラと呼ばれる丘に,その記録は埋められていました。
翌日ジョセフはその版を見つけましたが,それを世に出す時期はまだ来ていませんでした。モロナイはそれから4年間,毎年同じ日にその場所に来るようジョセフに指示を与えました。(ジョセフ・スミス—歴史1:52- 53参照)
ジョセフはその指示どおりにしました。毎年,丘を訪れると,モロナイからキリストの教会を回復することについて「指示」(ジョセフ・スミス—歴史1:54)を受けました。ジョセフは,新約聖書に記された少年時代の救い主のように「ますます知恵が加わり,背たけも伸び」(ルカ2:52)そして霊的に「強くなり」(ルカ2:40)ました。
わたしたちも同じ道をたどるのです。バプテスマを受けたばかりの会員の中には,福音における自分の知恵と成長について,つまり自分の知識があまりにも少ないことについて,がっかりしてしまう人がいます。ジョセフが最初に経験したように,従順な態度で努力し,福音の教えを受け,霊的に成熟する必要があることを忘れてしまうのです。会員として歳月を重ねている人でも,霊的に「強くな〔る〕」ために,絶えず聖霊の導きを受け,学ぶ必要があることを忘れてはなりません。
Moroni and Joseph by Jorge Cocco Santangelo
