マタイ1:21 橋を架ける者 | 「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

2024年大管長会クリスマス・ディボーショナル

 

週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

マタイ1:21

彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである。

 

「橋を架ける者」2003年10月、トーマス・S・モンソン、大管長会

老人は人跡まれな道を行き、

冷たく寂しいたそがれ時に、

深くて広い谷に行き着いた。

そこには緩やかな流れが横たわっていた。

薄暗いたそがれの中を老人は渡った。

その緩やかな流れは、

老人にとって恐れるべきものではなかった。

ところが無事対岸に立った彼は、

振り返ると、

流れを渡る橋を架けた。

「ご老人よ」、

そばで一人の旅仲間が言った。

「ここに橋を架けるなど、

体力の無駄遣いです。

あなたの旅はほとんど終わりに近づいています。

もう二度とこの道を通ることもない。

あなたはすでに、

深くて広い谷を渡り終えたではありませんか。

なぜこんな夕暮れに

橋を架けるのですか?」

橋を架ける者は、

老いた白髪の頭を上げた。

「良き友よ、

わたしが歩んで来た道には、

わたしの後に続く若者がいる。

彼もこの道を通らねばならない。

わたしにとって何でもなかったこの谷も、

あの金髪の若者にとっては、

危険な落とし穴となるかもしれない。

彼もまた、薄暗いたそがれの中で

渡らねばならない。

良き友よ、わたしは彼のために

橋を架けているのだよ。」(ジェームズ・ダルトン・モリソン編,Masterpieces of Religious Verse,(1948年),342)

 

この詩が持つメッセージに,わたしは啓発され,心を慰められてきました。なぜなら主であり救い主であるイエス・キリストこそ,皆さんやわたし,全人類のための,最も偉大な橋の設計者であり建造者であられたからです。主は橋を架けてくださっており,もしわたしたちが天の家まで帰るつもりであるならば,その橋を渡らなければなりません。

 

救い主の使命は預言されていました。マタイはこう記録しています。「彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は,おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである。」マタイ1:21

 

続いて主の誕生という奇跡が起き,その馬屋へ,その母親のもとへ,その幼子おさなごのもとへと,羊飼いたちが急いでやって来ました。さらにはあの星を追って,東から旅をして来た博士たちが,幼子に高価な贈り物をささげました。

 

聖文には,イエスは「ますます成長して強くなり,知恵に満ち,そして神の恵みがその上にあった」,ルカ2:40 また主は「よい働きをしながら……巡回」使徒10:38 されたと記録されています。

 

主はこの死すべき世でどのような独自の橋を架けて渡り,従うべき道を示されたでしょうか。主は死すべき世が危険と困難に満ちた場所となることを御存じでした。主は次のように宣言しておられます。「すべて重荷を負うて苦労している者は,わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。わたしは柔和で心のへりくだった者であるから,わたしのくびきを負うて,わたしに学びなさい。そうすれば,あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。わたしのくびきは負いやすく,わたしの荷は軽いからである。」マタイ11:28-30