しかし見よ、主はわたしを地獄から贖ってくださった。わたしは主の栄光を見た。そして、主の愛の御腕に永遠に抱かれている。
「本心に立ち返る:聖餐,神殿,奉仕による犠牲」2012年4月、ロバート・D・ヘイルズ、十二使徒定員会
愛する兄弟姉妹,わたしたちが放蕩息子と呼ぶ,救い主が語られた青年は,家に帰って来ました。父は息子を忘れていませんでした。息子を待っていました。そして「〔息子が〕まだ遠く離れていたのに,父は彼をみとめ,哀れに思って走り寄り,……接吻した」(ルカ15:20)のです。息子の帰還を祝って,父は最上の着物と指輪を用意させ,肥えた子牛で祝宴を開きました。(ルカ15:22-24参照)これはわたしたちが天の御父のみもとへ帰る道のりを忠実に堪え忍ぶならば,あらゆる祝福にあずかれることを思い出させてくれます。
わたしは御父と御子の愛を心に抱いて皆さんに強く求めます。わたしたち一人一人が自分の霊的な望みに従い,本心に立ち返ることができますように。鏡に向かって自分にこう問いかけてください。「わたしはどれほど聖約に添って生活しているだろうか。」こう答えることができれば,正しい道を歩んでいます。「わたしは毎週ふさわしい状態で聖餐を受け,神殿推薦状を持つにふさわしく,神殿に参入し,人々に奉仕し祝福をもたらすために犠牲を払っています。」
神はわたしたちの罪を贖うため「そのひとり子を賜わったほどに」(ヨハネ3:16)一人一人を愛しておられることを特別に証します。神はわたしたちが遠く離れていても,わたしたちを知っていて,待っておられます。自分の望みに基づいて行動し本心に立ち返るとき,わたしたちは「主の愛の御腕に永遠に抱かれ」(2ニーファイ1:15),天の家に迎え入れられます。救い主イエス・キリストの聖なる御名により証します。アーメン
