1ニーファイ2:10 忍耐し続ける | 「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

1ニーファイ2:10
またレムエルに向かって言った。「おお、おまえはこの谷のように、主の戒めを守ることにおいて堅く確固として、揺るぎなくあるように。」


「忍耐し続ける」(英文)2010年4月、ディーター・F・ウークトドルフ、大管長会
忍耐は神の属性であり,心と霊を癒し,知識と理解の詰まった宝の箱を開き,普通の男性や女性を聖徒や天使に変える力があります。忍耐は御霊の実です。

忍耐とは,あることを最後までやり通すことです。将来の祝福のために,当座の満足を先送りすることです。怒りを制し,不親切な言葉を抑えることです。悪を行う人が裕福に見えるときでも,悪を拒絶することです。

忍耐とは変えられないことを受け入れ,勇気と高潔さと信仰をもって立ち向かうことです。「子供が父に従うように,主が〔わたしたち〕に負わせるのがふさわしいとされるすべてのことに喜んで従う」モーサヤ3:19ことです。結局,忍耐とは,毎日,毎時間,そうすることがたとえ難しいときでも,「主の戒めを守ることにおいて堅く確固として,揺るぎなくある」1 ニーファイ2:10ことです。黙示者ヨハネはこう語っています。「ここに,神の戒めを守り,イエスを信じる信仰を持ち続ける聖徒の忍耐がある。」黙示14:12

忍耐とは完全へ至る過程です。救い主は,あなたがたは堪え忍ぶことによって,自分の魂を勝ち取るであろうと言われました。ルカ21:19 参照)ギリシア語原本からの別の翻訳にはこうあります。「あなたがたは堪え忍ぶことによって,自分の魂を完全に支配するであろう。」ルカ21:19忍耐とは,最大の成長は与えられるときより待つときにあると確信しながら,信仰をもって踏みとどまることです。

これは救い主の時代だけでなく,現代においても真実です。なぜなら,この末日にあっても「あなたがたが完全になるまで忍耐し続けなさい」と命じられているからです。教義と聖約67:13