モルモン書序文
『モルモン書』は『聖書』と肩を並べる聖典である。この聖典は、アメリカ大陸の昔の住民に対する神の導きの記録であり、この書物には完全な永遠の福音が記されている。…また、『モルモン書』は福音の教えを宣言し、救いの計画の概要を説き、人がこの世で平和を得、後の世で永遠の救いにあずかるには何をしなければならないかを告げている。…またイエス・キリストのもとに来て、イエス・キリストの福音の律法と儀式に従うすべての人が救われることを証する、新たなもう一つの証の書物として、数多くの言語で出版されている。
「聖文―救いを得させる神の力」2006年10月、ロバート・D・ヘイルズ、十二使徒定員会
わたしと一緒にモルモン書の表紙を開いてみてください。タイトルページには,モルモン書は「戒めにより,また預言と啓示の霊により書き記された」とあります。モルモン書は「神の賜物と力によりもたらされ」「神の賜物により」翻訳されました。それは「主が……どのような偉大なことを行われたか」を示す書物であり,わたしたちは「とこしえに捨てられない」という「主の聖約を〔わたしたち〕に分かるように示すもの」です。最も重要なのは,モルモン書は「イエスがキリストであり,永遠の神であ〔る〕」ことをわたしたちに確信させるために書かれたということです。(モルモン書タイトルページ)
では,序文を開いてください。預言者の手になるこの記録は「『聖書』と肩を並べる聖典」であると記されています。この書物には「完全な永遠の福音が記され」「救いの計画の概要を説き,〔わたしたち〕がこの世で平和を得,後の世で永遠の救いにあずかるには何をしなければならないか」が教えられています。「イエス・キリストのもとに来て,イエス・キリストの福音の律法と儀式に従うすべての人が救われる」とわたしたち一人一人に約束しているのです。(モルモン書序文)
