ルカ2:14 個人の平安―義の報い | 「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

キリストあってこそのクリスマス―イエスの降誕を祝う

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

ルカ2:14
「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。


「個人の平安―義の報い」2013年4月、クエンティン・L・クック、十二使徒定員会
こうした出来事について思い巡らすにつけ,世界全般の平和と個人の平安との間に見られる教義上の違いに深い感銘を受けます。

救い主がお生まれになったとき,おびただしい天の軍勢が神を賛美し,こう宣言しました。「いと高きところでは,神に栄光があるように,地の上では,み心にかなう人々に平和があるように。」ルカ2:14

……

世界中の善良な人々の義にかなった願いは,世に平和がもたらされることです。これまでもそうでしたし,これからも常に変わらないでしょう。この願いがかなえられるという望みを,わたしたちは決して捨ててはなりません。しかし,ジョセフ・F・スミス大管長はこう教えました。「人類が神の真理と神の言葉を受け入れ,……神の力と権能を認めるまで,世に平和と愛の精神はもたらされないのです。」(『歴代大管長の教え―ジョセフ・F・スミス』400参照)

わたしたちは全世界の平和を心から望み,祈り求めています。しかし,義にかなった人々に約束されているそのような平和を実現する役割は,わたしたち一人一人に,そして個々の家族にあります。この平和は,救い主の使命と贖いの犠牲によって約束された賜物なのです。