黙示録3:19 不確かで困難な時代に支えとなる信仰の力 | 「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

キリストあってこそのクリスマス―イエスの降誕を祝う

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

黙示録3:19
すべてわたしの愛している者を、わたしはしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって悔い改めなさい。


「不確かで困難な時代に支えとなる信仰の力」2003年4月、リチャード・G・スコット、十二使徒定員会
非常に強い信仰を働かせたとしても,神が望みに応じてすぐに報いてくださるとは限りません。むしろ神は,永遠の計画の中で皆さんにとって最もふさわしい方法でおこたえになるのです。神が皆さんをどれだけ愛しておられるかは,死すべき状態にある問は完全に理解することはできません。ほんとうのところ,もし神の計画をすべて知っていたとしたら,皆さんはその計画に反することを決して願い求めはしないでしょう。たとえ感情に動かされても,そうしないことでしょう。真実の信仰を持っていれば,人は理解力と強さを得て,たとえ天の御父の御心が自分の考えと違っていても受け入れることができるのです。神の御心を平安と確信をもって受け入れることができるのは神の無限の知恵が人の能力を起越していると堅く信じているからです。人の能力でできるのは,神が少しずつ明らかにされる計画をその都度完全に把握することだけです。

信仰はただボタンを押せば答えが返ってくる,というものではありません。主はこう宣言されました。「すべてわたしの愛している者を,わたしはしかったり,懲らしめたりする。だから,熱心になって悔い改めなさい」黙示3:19 ブリガム・ヤングはこう述べています。「神は神の民あるいわ個人のふさわしさが厳しい試練によって証明されないうちは、並外れて祝福を決してお授けにはならない(Discourses of Brigham Young,ジョン・A・ウイッツォー選(1954年),338)。個人的なことですが,これまで幾つかの重要な決定を下すときに,力を使い果たし,激しい苦痛を味わい,もがき苦しんだことがあります。そのような苦しみの後に確信できる答えを得ました。しかし,こうしたつらい経験は人を向上させるものです。神の助けを得ても切り抜けられないような試練を神が人にお与えになることは決してないと知っていれば,心が慰められます。