ヘブル4:16
だから、わたしたちは、あわれみを受け、また、恵みにあずかって時機を得た助けを受けるために、はばかることなく恵みの御座に近づこうではないか。
「ぶどう園の労働者たち」2012年4月、ジェフリー・R・ホランド、十二使徒定員会
今日この話を聞いている多くの人の中で,だれがこのたとえにある赦しのメッセージを必要としているか分かりませんが,自分でもう手遅れだと思い込み,機会を逃したと考え,多くの過ちを犯してしまったと感じていても,あるいは自分には才能がないと思い,家庭や家族からも,神からも,遠く離れてしまったと感じていても,わたしは証します,あなたは神の愛が及ばないほど遠くにいるわけでは ありません。キリストの贖いの無限の光が届かない深みなどあり得ないのです。
あなたがまだ教会員でなくとも,教会から離れていった人でも,あなたが過去にしたことの中で,元に戻すことのできない事柄はありません。克服できない問題はありません。永遠という時が流れてもなお実現することのない夢など一つもありません。たとえ自分は11時間忘れられていた最後の労働者だと感じたとしても,ぶどう園の主は今なお立って招いておられます。「はばかることなく恵みの御座に近づ〔き〕」(ヘブル4:16)イスラエルの聖者の足もとにひれ伏しなさい。来て,主の食卓のごちそうを「金を出さずに,ただで」(イザヤ55:1)味わいなさい。