ガラテヤ4:9
しかし、今では神を知っているのに、否、むしろ神に知られているのに、どうして、あの無力で貧弱な、もろもろの霊力に逆もどりして、またもや、新たにその奴隷になろうとするのか。
「人生で出会う女性たち」2004年10月、ゴードン・B・ヒンクレー、大管長
すべての女性は神の娘です。女性に不快な思いをさせれば,神をも不快にしてしまいます。この教会の男性の皆さんにお願いします。皆さんの伴侶の内にある神性を求め,養ってください。家庭がいかに調和と平安に満ち,豊かで,愛がはぐくまれる場所となるかは,夫がいかに妻の神性を養うかに懸かっています。
マッケイ大管長はよく次のことを思い起こさせてくれました。「〔人生の〕いかなる成功も,家庭の失敗を償うことはできない。」( J・E・マカロック,Home: The Savior of Civilization〔1924年〕,42から引用;Conference Report,1935年4月,116)
同様に,リー大管長は次の真理を思い出させてくれました。「あなたがたが行う最も大切な主の業は,家庭という囲いの中にある。」(“Maintain Your Place as a Woman” Ensign,1972年2月号,51)
結婚に関する多くの問題を離婚で解決することはできません。それは悔い改めと赦し,親切と思いやりを示すことで解決できます。黄金律を実践するときに解決できるのです。
若い男性と若い女性が聖壇を前にして手を取り合い,神の御前で互いに尊び,愛するという聖約を交わす光景は大変美しいものです。しかし,数か月後あるいは数年後,攻撃的な言葉や辛辣で相手を傷つける言葉,声を荒らげ,厳しい非難が飛び交う光景は何と重苦しいことでしょうか。
愛する兄弟姉妹,そうなる必要などありません。わたしたちはこの無力で貧弱な,もろもろの霊力(ガラテヤ4:9参照)に打ち勝つことができます。天の御父の子供であるわたしたちの内にある神の性質を互いに探し,認め合うことができます。神が定められた結婚の方式の中でともに暮らすことができます。そして伴侶を責めようとせずに,自己を鍛練するならば,自分の能力にかなうことを達成できます。
