使徒行伝9:3-6
ところが、道を急いでダマスコの近くにきたとき、突然、天から光がさして、彼をめぐり照した。 彼は地に倒れたが、その時「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」と呼びかける声を聞いた。 そこで彼は「主よ、あなたは、どなたですか」と尋ねた。すると答があった、「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。 さあ立って、町にはいって行きなさい。そうすれば、そこであなたのなすべき事が告げられるであろう」。
「神権の力」(英文)1999年10月、トーマス・S ・モンソン、大管長会
サウロとして知られるパウロは,クリスチャンを迫害するために,ダマスコへの道を急いでいました。ダマスコの町の近くに来たとき,明るい光がさして,彼を照らしました。地に倒れたパウロは,呼びかける声を聞きました。「サウロ,サウロ,なぜわたしを迫害するのか。」「主よ,あなたは,どなたですか。」「わたしは・・イエスである。」
サウロは後悔して聞きました。「主よ,わたしに何をするようにお望みですか。」主の答えに従って,迫害者サウロは伝道者パウロとなり,偉大な宣教師として働き始めたのです。(欽定訳使徒9:3-6)
兄弟の皆さん,夢見ることでなく,行うことが,祝福をもたらし,導きを与え,人々を救うのです。ヤコブは次のように語っています「御言を行う人になりなさい。おのれを欺いて,ただ聞くだけの者となってはいけない。」(ヤコブの手紙1:2)
今晩この神権部会に集っているすべての人が,主の導きをさらに受けるために,新たな努力ができますように。助けを願い,祈り求める人がたくさんいます。落胆した人,絶望的な病気や人生のチャレンジに苦悩する人がいるのです。
わたしはいつも次の言葉が真理であると思います。「神の最もすばらしい祝福はいつも,この地上で神に仕える人の手によってもたらされる。」(Whitney Montgomery, "Revelation,"in Best-Loved Poems of the LDS People.ed. Jack M.Lyon and others(1996), 283.) 常に自分を備え,清め,進んでささげましょう。そして,天父が人々に受けてほしいと願っておられるものを与える業に参加しましょう。
