使徒行伝8:31
彼は「だれかが、手びきをしてくれなければ、どうしてわかりましょう」と答えた。そして、馬車に乗って一緒にすわるようにと、ピリポにすすめた。
「永遠の家庭」2000年4月、トーマス・S・モンソン、大管長会
イエスについてこのような記述があります。「イエスはますます知恵が加わり、背たけも伸び、そして神と人から愛された。」(ルカ2:52)皆さんは主と同じように成長を遂げようと決意しているでしょうか。聖文の一節には、わたしたちの主である救い主を称賛して、次のように記されています。「イエスは、……よい働きをしながら、……巡回されました。」(使徒10:38)
パウロは愛するテモテにあてた手紙の中で、わたしたちが自分自身を向上させるための方法を明らかにすると同時に、静かに熟考した後、「だれかが、手びきをしてくれなければ、どうしてわかりましょう」(使徒8:31) と声に出して問いかける人々に対して援助の手を差し伸べています。
パウロがテモテに与えた答えは、わたしたち一人一人が持つ厳粛な責任を示唆しています。パウロの知恵にあふれる勧告を注意深く読んでみましょう。「言葉にも、会話にも、愛にも、霊にも、信仰にも、純潔にも、信者の模範となりなさい。」(1テモテ4:12)
まさにわたしたちのために与えられたこの霊感あふれる教えを、よく味わってみましょう。