使徒行伝1:14
彼らはみな、婦人たち、特にイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちと共に、心を合わせて、ひたすら祈をしていた。
「心を合わせて」2018年4月、レイナ・I・アブルト、中央扶助協会会長会
御父と一つであられることにおいて,イエス・キリストは究極の模範です。御二方は目的,愛,そして業において一つです。「御子の御心は御父の御心にのみ込まれ」ているのです。(モーサヤ15:7)
どうすれば,御父と一つであられる主の完全な模範に倣って,さらに御二方と一つとなり,互いも一つとなれるのでしょうか。
使徒行伝第1章14節に霊感あふれる模範があります。「〔彼ら〕はみな,婦人たち……と共に,心を合わせて,ひたすら祈をしていた。」(使徒1:14)
使徒行伝には,復活されたイエス・キリストが天に昇られた直後の弟子の行動や,弟子が自らの努力に対して享受した祝福について書かれています。幾度か出てくる「心を合わせて」という表現には重要な意味があると思います。また,主が訪れ,人々を教え導かれたアメリカ大陸の忠実な人々の間にも同じようなことがあったことには重要な意味があります。「心を合わせて」には,同意や一致,また,それらを合わせたすべての意味が含まれます。
二つの場所で忠実な聖徒たちが一致して行ったことの中に,イエス・キリストを証し,神の言葉をともに研究し,愛を持って互いに教え,仕え合ったことがあります。
主に従う者たちは,目的,愛,業において一つでした。自らと,自らが成すべきことを知り,愛をもって神と互いのために行動しました。彼らは,心を合わせて前進する美しい万華鏡の一部でした。
人々は聖霊に満たされ,奇跡が起こり,教会は発展しました。また,人々の間に争いがなく,主がすべてのことについて彼らを祝福されました。これらは彼らが受けた祝福の一部です。
