ルカ23:34
そのとき、イエスは言われた、「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」。人々はイエスの着物をくじ引きで分け合った。
「たえず目をさまして祈っていなさい」2020年10月、M・ラッセル・バラード、十二使徒定員会
救い主は,祈りの対象に制限を設けないよう教えておられます。「敵を愛し,〔のろう者を祝福し,憎む者に親切にせよ。あなたをはずかしめ,〕迫害する者のために祈れ」。(マタイ5:44参照)
イエスはわたしたちの罪のためにお亡くなりになったカルバリの十字架上で次のように祈り,御自分が教えられたことを実践されました。「父よ,彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか,わからずにいるのです。」(ルカ23:34)
敵とみなされる人のために真心から祈ることは,神がわたしたちの心と人の心を変えることがおできになるという確信を示します。そのような祈りは,自分自身の生活や家族,地域社会に必要な変化を,それがどのようなものであれ起こそうという決意を強めてくれます。
住んでいる場所や話す言語,直面している困難にかかわらず,神は御自身の方法で,御自身のときにあなたの祈りを聞き,こたえてくださいます。わたしたちは神の子供なので,神に近づき,助けと慰め,そして世界によい変化をもたらすという新たな望みを求めることができます。
