マタイ19:26
イエスは彼らを見つめて言われた、「人にはそれはできないが、神にはなんでもできない事はない」。
「喜びー霊的に生き抜く道」2016年10月、ラッセル・M・ネルソン、十二使徒定員会
喜びには力があり,喜びに目を向けるなら,生活に神の力を取り入れることができます。すべてにおいて,イエス・キリストは最大の模範であり,「自分の前におかれている喜びのゆえに,……十字架を忍」ばれました。(ヘブル12:2) そのことを考えてみてください。この地上で最も耐え難い苦しみに耐えるために,救い主は喜びに目を向けられたのです。
では,主の前に置かれた喜びとは何だったのでしょう。わたしたちを清め,癒し,強める喜び,悔い改めようとするすべての人の罪の代価を払う喜び,わたしや皆さんが清くふさわしくされ,天の家に帰り,天の両親や家族とともに住むことを可能にする喜びが含まれていたはずです。
自分自身や愛する人々にこれから与えられる喜びに目を向けるなら,今は圧倒され,つらく,恐ろしく,不公平で,まったく不可能に思える,どのような事柄に耐えることができるでしょうか。
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皆さんやわたしは,「自分の前におかれている」(ヘブル12:2) 喜びに目を向けることで,何を耐え忍ぶことができるでしょうか。どのような悔い改めが可能になるでしょう。どのような弱さを強さに変えられるでしょう。(エテル12:27参照) 主のどのような訓練が祝福となるでしょう。(ヘブル12:6参照) どのような落胆や悲劇が,わたしたちの益となるでしょう。(教義と聖約122:7参照) 困難に思えるどのような奉仕を,主にささげられるようになるでしょうか。(マタイ19:26,マルコ10:27参照)
