ヨハネ4:13-14 永遠の航海 | 「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

「わたしに従ってきなさい」の聖句学習

末日聖徒イエス・キリスト教会が提供する「わたしに従ってきなさい」の聖句を学ぶために、ここではその聖句を引用している現代の預言者のお話を中心に、主に総大会からご紹介します。

今週の「わたしに従ってきなさい」

 

 

ヨハネ4:13-14
イエスは女に答えて言われた、「この水を飲む者はだれでも、またかわくであろう。 しかし、わたしが与える水を飲む者は、いつまでも、かわくことがないばかりか、わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠の命に至る水が、わきあがるであろう」。


「永遠の航海」2000年4月、トーマス・S・モンソン、大管長会
2000年前、ナザレのイエスはサマリヤの井戸のそばに座り、ある女性にこう話されました。

「この水を飲む者はだれでも、またかわくであろう。

しかし、わたしが与える水を飲む者は、いつまでも、かわくことがないばかりか、わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠の命に至る水が、わきあがるであろう。」(ヨハネ4:13-14)

もし浮き沈みする人生を自分の弱さのために変えられないと思っている人がいるなら、あるいは、失敗を恐れるあまり改善する決心がつかない人がいるなら、主の次の言葉ほど、確かな慰めをもたらすものはないでしょう。「わたしの前にへりくだるすべての者に対して、わたしの恵みは十分である。もし彼らがわたしの前にへりくだり、わたしを信じるならば、そのとき、わたしは彼らの弱さを強さに変えよう。」(エテル12:27)

謙遜な祈り、勤勉な備え、そして忠実な奉仕を通し、わたしたちは自らの神聖な召しを果たすことができます。

海洋を航行する船長が、船体にふじつぼが付着して重くなると、進行を妨げるその障害物を取り除こうとして、航路を淡水のコロンビア川やウィラメット川に定めたことを覚えているでしょうか。わたしたちも、生活の中で、また主の業に仕えるうえで、イエス・キリストの福音という生ける水に航路を定めることにより、疑い、怠惰、恐れ、罪というふじつぼを振り払おうではありませんか。すなわち、信仰、祈り、慈愛、従順、愛などの教えを実践するのです。主イエス・キリストという灯台は、生ける水に至る道を示してくれます。主の明かりは、わたしたちの航路を日の栄えへと導いてくれるのです。

わたしたちがこのような航海を行ううえで賢明な船員となれますように。主の御前にあって清い器となりましょう。夫に先立たれた人、子どもの叫び、職を失った人のつらい立場、病にある人が抱える重荷、寝たきりの人、年老いた人、貧しい人、飢えた人、足の不自由な人、忘れ去られている人、そのような人々に気づき、彼らの必要を満たそうではありませんか。天の御父、その愛されている御子、イエス・キリストは彼らを覚えておられます。わたしたちがこの方々の神聖な模範に従えますように。そうすれば、わたしたちは天与の平安という祝福を受けることでしょう。