Music & the Spoken Word | Tabernacle Choir
頭を上げて、元気を出しなさい。見よ、時は近い。今夜、しるしが示され、明日、わたしは世に来る。そしてわたしは、聖なる預言者たちの口を通して語ってきたすべてのことを成就することを、世の人々に示す。
「故郷へ向かうすばらしい旅」2013年4月、ディーター・F・ウークトドルフ、大管長会
第3のメッセージ-「元気を出しなさい。」(教義と 聖約 78:18。ヨハネ16:33 ;3ニーファイ1:13も参照)
この旅の途中で,自分のいる場所に時々もどかしい気持ちになることがるでしょう。12歳なら14歳になりたがり,14歳になったら18歳に憧れます。18歳になると,今度は12歳に戻ってやり直したいと思うこともあるかもしれません。
思うとおりにいかないこと,不平の種というものは,常にあるものです。悲しかったり,寂しかったり,誤解を受け必要とされていない,と感じたりする日もあるでしょう。それは皆さんが望んだ旅でも,天の御父が望まれた旅でもありません。思い出してください,皆さんはほんとうに,神の娘なのです。
そのことを心に留めて,自信と喜びをもって歩むよう勧めます。道にはでこぼこの所や遠回り,危険もあるでしょう。でもそれにとらわれずに,皆さんの天の御父がこの旅の一歩一歩に備えておられる幸福を探してください。幸福は到着地でもあり,またそこへ続く道でもあるのです。「この世において平和を,また来るべき世において永遠の命を受ける」(教義と聖約59:23)というのが,御父の約束です。だからこそ,わたしたちは御父に「元気を出しなさい」と命じられているのです。
愛情深い御父がこの旅のために下さった地図を喜んで使うなら,聖なる場所へ導かれ,皆さんは天の可能性に手が届くのです。皆さんがなりたいと願っているような神の娘に成長するのです。
愛する姉妹の皆さん,愛する教会の若い女性,愛する若い友の皆さん,主の使徒の一人として,皆さんが家に戻る旅路にあって自分の道を見つけ,旅の仲間に霊感を与える者となるように,皆さんを祝福します。聖約,原則,イエス・キリストの福音の価値観を尊び,それらに忠実に生きるなら,旅の終わりに天の御父のみもとに行けることを約束し,そうなるように祈ります。御父が皆さんを抱き締めてくださり,皆さんは自分が無事に天の家に戻ったことをはっきりと知るでしょう。イエス・キリストの御名により,アーメン


