谷川岳馬蹄形・時計回り最後の稜線トレイルは
朝日岳から白毛門まで3.4km コースタイムで1時間50分
※蓬峠の先から見えた朝日岳→白毛門のギザギザな稜線
ここの区間も眺望の良い稜線トレイルになっていますが左側を巻く時は切れ落ちているので滑落注意です。
探さなくてもホソバウスユキソウが目に入ってきます。
大烏帽子・小烏帽子その他いくつものピークを越えたり巻いたりしながら
笠ヶ岳が見えるところまできました。
雲が切れて日当たりも良く500ml消費してしまいました。
山頂手前に小さく見える笠ヶ岳避難小屋↑
※2018画像:笠ヶ岳避難小屋
清水峠の白崩避難小屋からコースタイムで200分
ここ区間で雷雲が接近したら中間点でどちらかの避難小屋に向かっても100分はかかります。
避難できる樹林帯はありません。
一週間後の7月6日に行ってたら落雷に撃たれたかと思うとゾッとします。
16:32 朝日岳から1時間で笠ヶ岳に到達
白毛門まで30分は無理そう
白毛門山頂の方から声が聞こえるのでカメラを向けると
朝日岳以来久々に見る先行者
対岸の一ノ倉沢も近くなりました。
17:19 馬蹄形時計回り最後のピーク白毛門(標高1720m)に到着
朝日岳から90分の予定が20分もオーバーしてしまいましたが
天候に恵まれて良い縦走日和でした。
白毛門から土合の登山口までは3.1km、標高差1000mを下るのみ。
朝日岳ピストン時の下山タイムは90~100分でしたが現在の疲弊状況では2時間はかかりそうで日没ギリギリ下山かという感じになってきました。
白毛門の岩場の下り、久々にビビりました。
17:58 松ノ木坂の頭(標高1484m)この先樹林帯に入るので画像なし
コースはコチラ↓参照
この下山、先回は何事も起きなかったのですが今回は白毛門を下り始めた所からずっと大量発生したブヨに襲撃され続けました
とにかく立ち止まったら刺されるので休めない
手足は長袖長ズボンで対策してきましたが顔周りは未防備
注文済の防虫ネットが届いたのが下山した翌々日
持参した虫除けスプレーを片手に持ちながらブヨが寄って来た都度、顔や耳、首筋に噴霧
顔や眼がヒリヒリするほど噴霧してボトル半分くらい使いました。
そのうち膝が痛くなりストレッチしようにも止まれずに我慢しながら下ると最後はこんな場所でも
※参考画像
木の根を掴みながら後ろ向きでないと下れなくなりました。
この時GARMINが何故か自動終了した?
湯檜曾川の音が聞こえる所まで下りた頃には真っ暗になったのでヘッデンを装着して点灯
トレッキングポールに頼りヨレヨレになりながら
19:27 西黒尾根登山口から休憩込み14時間27分と目標より2時間半遅れ・反時計回り縦走記録より2時間遅れで土合橋駐車場に下山したのでした。
駐車場to駐車場のタイムと距離
馬蹄形を日帰りで周れるのはこれが生涯最後と思うくらい疲れました。
持ち帰ったペットボトル(残量0)食料を含めて下山時5kgは軽量化したはずの荷物ですが
10kgの歩荷登山の膝へのダメージは彩の国100Kトレイルよりも大きく
12日経った今でも3㎞走ると膝が痛み出し歩きが入る始末です。
走り過ぎて膝を故障することは最近なくなりましたが
1回の日帰り登山で痛めた膝痛がこんなに長引くなんて登山向きの脚ではなかったのかと凹んでいます。
使用シューズは下ろし立てのGORE-TEX ナイキJUNIPER TRAIL2GTX
2年目の年会費を引き落とされて気付いたココヘリの発信機を持って行くのを忘れた事はここだけの話です。
<以上長編レポお読みいただきありがとうございました>