前回は 決算書の目的と役割について お話ししました。
今回は 決算書の 3つの 盲点と弱点についての お話になります。
まず一番目は 決算書で 管理するのは 部外者である株主利益
2番目は 決算書で管理するのは 価値の金額、価値の儲け
3番目は 管理する範囲が決算書という世界に限られている
今回はこの三つの盲点や弱点についてお話しします。
決算書では 株主や投資家など 部外者の権利や利益を 守っていることをお話ししました。
そして 「会社は 株主のもの」という建前で 会社の儲けを論じています。
会社の儲けと いっても 実際は 株主利益ということです。
従って 会社が一生懸命に 決算利益を計上しても 経営活動す現場、会社は儲かっているわけではないということです。
これは株主や投資家にとっては 都合の良いことですが 会社、経営者にとっても都合がよいかというと そういうわけにはいきません。
その反対で 不都合な点ばかりが 浮かび上がってきます。
決算書 会計上では 会社が儲かっているということで 資金繰りも 改善できるとともっていると 専門家が思っているわけです。
部外者である株主や、投資家を 会社の持ち主として 儲けを 計算しているのが決算書というわけです。
次は 決算書で管理するのは 価値の金額、価値の儲けを管理しているということです。
そして この金額は 会計基準や法律上では お金と同等として お金として 経営状況や 資金状況を 論じている点です。
価値の金額は 人や制度によって 決められた金額です。
要するに 人工的なデータで 現場では 確認できない儲けだということです。
しかし 会社、経営者は お金として責任を 負わなければなりません。
帳面上のデータに 対応する責任は 会社、経営者ということです。
最後は 管理する範囲が 決算書という限られた世界ということです。
決算書という世界で 付加価値の儲け、決算利益という会計学や経済理論上の儲けなのです。
現場で確認できないデータで 帳面上、決算書の中だけで 経営や経済は語られているわけです。
限られたデータで 帳面上、理論上の儲けを管理しているだけなのです。
現場、事実を 管理するには あまりにも 情報やデータが 少なすぎるわけです。
そのため 経営者には 分からないことが多く 様々な問題が発生してしまうわけです。
事実よりも 会計上の真実を 優先する会計学や 経済理論が作り出す結果なのです。