2013.5.7(火)@浅草ロック座 5回目3,000客

迷いに迷った末、次の突撃地を浅草とした
戦友にSNAから浅草へ転進することを伝え、当該地で落ち合うことに。
都営線新宿3丁目駅から乗車。いざ向かうは浅草だ。

ところで、目的地の浅草ロック座。最寄り駅は、つくばエクスプレス線浅草駅である。
ここが新宿から行くに当たってどの駅になるのか、未だに不明。
まさに幻の駅なのだ。
時間があれば、JR最寄りの上野駅から歩いて向かうのだが、なければいつもふつうの浅草駅で降りることになる。
最近は通い慣れてそうでもないが、以前はそこからロック座までの道のり・距離感が把握できず、けっこう迷っていたものだ。
今日も地上へは、初見の出口から出た。
目の前が雷門だ。

そのころガ島の戦友(最近スト戦友になりつつあるが…)であるヴァンダレイ氏も道に迷っていた。
いや彼の場合、彷徨っていたというほうが体(てい)にあう。
ようやく突撃前の拠点、マック浅草店で合流。
転勤後約1ヶ月ぶりの再会に、景気付けにロック座至近の吉野家で一杯あおった。

互いの近況やガダルカナル島、靖国神社のことを語り合う。
その後、話は必然 今香盤内容へ。
誰がいちばん可愛いか。
誰がもっとも期待できるか。
ネヴァーランド以下かなど・・・。
また、カブリ席を取らんがための戦略と戦術についても打ち合わせる
どれをとってもデリケートな機密事項だ。

二○四○時、突撃。
思わぬ激戦。
正面盆カブリ空席1。
確保。
本ステ左カブリ同じく空席1。
確保。
結果遊撃中、正面盆カブリが取られ、私が本ステ前、戦友が花道と盆との接合付近に席を取った。

開演。
飾り窓的アクリルケースに入ったショーガールたち。
中央、あすかみみ。
この図は、本ステ最前列カブリからは近すぎた。
ベッド。
盆が上昇し、無音の回転時間が流れる。
奇しくもロック座が目黒あいらさんの無音のオナベに触発されたのだろうか。

2景、背もかなり高いし、途中まで白石美咲さんかなと思っていた。
が、よくよく見るとどうも違う。
結果、小嶋実花さんだった。
今回この景、盆での花束贈与が禁止されている。
なるほど、ベッドは常に低姿勢を保ち、動きに流麗と造形を取り入れたもの。
しかも、早い段階からのベッドで、本ステに戻り一しきり踊った後、花道をダッシュ、また魅せるという内容だった。
今まで見た実花さんの演目の中で、ルックス的にも今回は最もよかったように思える

話は、前後する。
開演と5分前くらいに、一つ挟んだ横またその後ろの席に4、5人、関西弁の輩たちがやってきた。
明らか一見のようで、低品位のハシャぎ様をみせる。
正直うるさい。
スタッフが見事な働きぶりをみせ、2度ほど注意。
2度目は「他のお客さんの迷惑になりますので」としっかり伝えていた。
結局、この輩たち(いずれも40代くらい)は居づらくなったのか、眠たくなったのか、中休憩に入ると「抜きに行こうや」と言って、「まだあるのにもったいないな」とか「最後にマナ板ショーがあるんちゃうか」と言って渋る一人を引き連れ出て行った。
若干考えさせられたのは、小嶋実花さんの演目終了際のことだった。
ハシャぎ続けていた一人が、負け惜しみ気味に「もっと盛り上げたほうがええ思うけどな」と言った。
隣の同類が「さぁ、どうやろな」と答えたのを聞いて歓声にも良い歓声と悪い歓声があるのではないかと、ふと気付かされた。
盛り上げ方にも良し悪しがあるということだ。
とは言っても、歌舞伎のように大向うが形成されるのもどうかと思うが・・・。

下種な観劇者たちが撤退し、ほっとひと安心の中休憩。
今演目者の過去の浅草映像集である。
特筆すべきが一人。
3景で上田結舞と風船まみれのコスチュームを着た叶咲ゆめ。
12頭浅草で初見。そのクオリティーに注目したものだ。
映像では3頭中真白希実さんから振り移しを受けたインド象の作品。
それが真白さんを凌駕するほど堂に入っていたのだ。
驚き。
これほどのポテンシャルがあったとは・・・

さて、今公演の浅草のタイトルは、『Peace,Love,Rock』である。
その割には、それに見合った演目や音楽が出ていないように感じられた。
ようやくタイトル通りになってきたのが、トリの水城奈緒さんからだ。
ベッドから本ステ戻りにかけて Like a rolling stone!!! (B.dylan)
そして、フィナーレ。

R.ストー○ズのサティスファクション!!

壮絶だった。
メンバー紹介は、何故か1景のあすかみみではなく、叶咲ゆめ。
コールを要求したあと、本ステ花道横(つまり自分の目と鼻の先)に腰掛け一人づつ呼んでいく。
一同、ストーンズTにAKB風チェックのスカート。

踊る、跳ねる。
Jumpin' jack flash だ!

小嶋実花さんの活き活きとした表情、水城奈緒さんなんかミッ○・ジャガーになっていた。

終演。
盆横、苦笑いする戦友に話かける。

「いや~、、、最後にやられました」
「やられましたね」
「小嶋実花さん、一番よかったですね」
「あれは実花さんじゃないとできない」
「あすかみみ、AVじゃないね」
「AVじゃないです」

来て良かった。
我々の選択は間違っていなかったようだ。
満足感という余韻。
ノクターンに包まれるかのよう、夜の浅草の街に降りて行った。


↓ 新宿から浅草へ。辺りはもう夜だ。
photo:01

穴埋めによる登板だった結舞。逞しさが垣間見れた。
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↓ デビュー2戦目でトリの座を射止めた水城奈緒。V時代の功績は強い。
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↓ 私的MVPは小嶋実花さんだった。
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