2012.12.8(土)@浅草ロック座「ヌーベル・エクスペアリエンス」 5回目

せっかくの土曜。
行ける香盤がないかストwikiさんで探す。
うぅ~ん、ないなぁ~。おや、そういえば浅草は5回目から3,000円だったではないか!
正直そこまで興味をそそるタイトルや香盤ではなかったが、先日森下理音さんを見たことにより、ロック最後の未見の大物が矢沢ようこさんだけになっていたこと、またハナの新人さんの評価が高いことなども受けロック座決行を決めた。

今回は京浜東北で鶯谷まで行くことにする。20時20分頃に品川を通過するが、う~ん、鶯谷着からロック座まで21:00までに徒歩で到着するの厳しいか・・・。
ハナの最初から見たいため、タクシーで。浅草ロック座を告げると心得たもので、ズバリ近辺に下ろしてくれた。運賃800円。
21時10分前着。
なんと矢沢ようこさん本人が、15周年記念写真集「裸婦」(¥3,000)を発売してるではないか!顔を見るとこちらを見て会釈してくれた。ムー綺麗だ。そしてやはりオーラある。
なお、この写真集、毎回20:45分から矢沢さんが直接販売しているとのことだ。

さて、今回席は、盆前2列目とかも取れたのだが、ダンスをより近くではっきり見たいということもあり、本ステ前2列目花道横にした。結果、この判断は当たり。
確かに、ベッドは主に後姿を拝むことになり、リボンは頭上に架かることになるのだが、スピーカーは頭上前にあり良くなっていた音響はよく聴こえる。そして、やはり本ステ上の舞台装置およびパフォーマンスがよく見えるから。
更に、今回初めて気づいたのだが、盆から花道に戻るとき踊り子さんがかすかにリボンさんにお礼を言ったり、また盆上の踊り子さんへ花束を渡しにくるファンの様子などもよく見えたのは収穫だった。

そんなポジションからの開演。大きな虫眼鏡を持った探偵姿の矢沢ようこさんが何かを探しながら出てくる。衣装、スタイルともに決まっている。
そして、赤く点された一枚障子みたいなのが6つ並びその後ろで踊り子さんたちが投影される姿が・・・。うち一枚には矢沢さんも後ろに回り、そこで走ったりズッコケたりする影がコミカルに映し出される。
それにしても、SHADOW DANCINGが音楽とともにくっきり映し出される様は、いきなり鳥肌ものだった。
赤に黒(影)のフィルム上、ヘアスタイルまで見て取れる。
そして、そこから姿を現してのダンス。真ん中には、このソロ景を張る叶咲ゆめが在った。
2012.3.21デビュー 長野県出身 特技クラッシックバレエ 身長156cm。
ステージは実に堂々としている。
驚くべきはベッドで、その動きや表情、いい!
MIKAさんと菜摘りんかさんを割ったようなルックスだ。
ズバリ、スター候補ではなかろうか。

2景目、上田結舞
沙羅さん、間宮順さん、白石美咲さんとともに4人でツナギのGパンなどワーカーズボーイッシュスタイル。BGMに女性vol.で歌う尾崎○の曲が流れる。ここでのボーイッシュスタイルな沙羅さんは貴重か。
そして結舞!一人だけ白いニット帽を余り気味に被り、更に今回つけまつげなく目の周囲が薄い。別人のようであり、これが特にこの景では最高に似合っていいた!
立ち姿のまま頭を抱えたり、尾崎の青春の姿を可憐に現したり、独自の世界観を披露。
結舞ファンは、遠征の価値大アリの必見!
夭折した川村カオリ以上の、すばらしい演技だ。
またベット~戻り本ステポーズまでの、手や腕、指先などの流麗な動きはまさしく一級品。2景以外でも実に優れていた。
ところで今公演、浅草のチラシでは上田結舞という名はなく、デビュー山吹和歌とあった。
化粧が薄かったのは、まさか急遽の代役だったからではないだろうが・・・。

3景 間宮純
5月SNAでデビューした新人さんである。
Vからの固定ファンがいるようで、盆では花束を渡されていた。
ロリな感じか・・・。タイプに思うファンが確かに存在しそうである。
この景のダンスで、ミント登場。
いやー、浅草でのミントは目を惹くものがある。

4景 矢沢ようこ
紫のソファーで沙羅さんとのクレオパトラチックな絡み。
盆では柔軟な、かつしなやかな舞いやポーズを流れる如く披露。
すごいわ。
花道から戻るとき、バッチリ見つめてくれた。
白パツ金のビーズみたいなウィッグを被っての景で、自分的には自髪でのステージを見たかった気がする。

ここで中休憩
いやー、怒涛の構成である。これは自分が見た浅草の中で最高かもしれないと思った。

5景 沙羅
ダンサーとともにシンプルな衣装、舞いも優雅かつコンテンポラリーなバレエのようなものだ。
これが、また見応えがある。その舞いや、さすが沙羅さんである。素晴らしい本格ステージだ。
ソロでは、ウェデイングドレスのようなものを着て軽やかなベッドを行った。

6景 白石美咲
身長170cmで長身。自分は初見かもしれない。
手元の浅草プログラムには、2010.2.11デビューとあるから約2周年といったところか。
若干ヤンキーチックな感がしたが、出身地大阪、まぁこれはそれとして、趣味・ヨガ、特技・マッサージ、好きなもの・犬、と可愛らしさもあるようだ。
この景では和物のような衣装で、大きな白羽扇を用いてのステージ。
最初のダンスシーンでは、他の踊り子さんがボンテージチックな衣装で、ともに映画「バーレス○」のラストシーンと同じ曲、シーンを構成。これがかなりの見応え!
中央の白石さんだけ、和もので先述の扇を持ってのダンスが、景的な主張だったと思う。

トリ景 鈴木ミント
フィナも含め今回もっとも一般的、ビジュアル的にポイント高いのは鈴木ミントさんだろう。
自分的には、ポラ感でのミントさんは演目的にあまり差し当たりないというか、そのような観がいたが、浅草でのミントはカリスマ性がある。(これは月城まおらさんにも言えた)
ショートヘア、青と白基調の若いアラビラン王女風衣装がバッチリ決まっている。
ダンスもそつなくこなす。
若トリを見事にこなした。
鈴木ミントの本領発揮できた公演だったと思う。


いやー、1回分だけだが3,000でこれは元とれたと思う。
初見の矢沢ようこさん。魔性の女といったところか。また見たいなと思った。


周年を迎えた矢沢ようこ。王者の貫禄、スーパー裸婦だ。
photo:01


↓ 真価を発揮した鈴木ミント。トリの役目を見事に果たした。
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↓ 振り移し後は、今年の金銀銅杯銅受賞者のこの舞姫も。
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↓ 浅草ロックの長渕剛だ!
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↓ スタンド花に負けぬ隆盛あるステージが行われた。
photo:05

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