城崎温泉・天の橋立・京都 2泊3日の旅 | cestlaviereiの思い

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日々の出来事や感じたことを書きます。
2020.10月に夫の肺がんがわかり、2021.2月に亡くなりましたので、書く内容がかわってしまいました。

大型連休が始まる直前の4月24日から、妹と2泊3日の旅にでた。

 

品川から京都まで、新幹線のぞみに乗る。2時間だ。そこから、城崎まで、特急きのさき5号。2時間20分。買っておいたサンドイッチを食べながらの車窓の旅となった。明智光秀の福知山城が見える。雨の予報がはずれることを望みつつ。曇り、雨、曇り。車窓からみた天候は次々と変わる。そして、城崎に着いた時、そこは土砂降りだった。温泉街の散歩をあきらめ、とりあえず温泉にはいる。夕食は超久しぶりの部屋食。和の前菜と煮物。煮物は残念なことに冷たい。。。そしてお造りが運ばれ、これは美味しい!名物のカニを生で。なかなかにカニと格闘した。但馬牛のすき焼き。お肉が柔らかくて、量も多く、とても美味しい。茶碗蒸しとご飯とお吸い物が運ばれて夕食は終わり。冷蔵庫のビールは大瓶が3本もあったけど、そんなに飲めない、、、夜9時に雨が一旦止んだので、そぞろ歩きをした。外国人が多い。旅館も外国人仕様の感じがしたし、とにかく外国人が多い。

 

翌日、朝風呂に入り、朝食(湯豆腐がめちゃ美味しい!)をとり、城崎温泉から京都丹後鉄道宮豊線たんごリレー号にのり、天の橋立へ。この電車はレトロ感たっぷり。車内はなんと木造なのだ。しかも新しい。1時間の車窓の旅であった。そして、天の橋立に到着。智恩寺で扇子の形をしたおみくじをひく。なんと、大吉!これからいいことがありますように。そして、あの、またのぞきの傘松公園をめざして、天の橋立の中を歩く。白砂青松とはこのこと。砂は白く、青い海と個性豊かな松林。松の量に圧倒される。晴れてよかった!1時間歩いた。途中でボランティアの方が井戸の説明をしてくださった。明智光秀にまつわる話だった。そして、リフトに乗って、天の橋立を見ながら、傘松公園に到着。またのぞきは事故があったせいか、誰もしない、、、と思いきや一人が始めると、次々と。もちろん、皆、バーをしっかり握っている。展望台のレストランでアイスクリームをいただきながら、疲れを癒す。さあ、京都に戻る時がきた。遊覧船で天の橋立を見ながら、カモメの大群が客のえさをめがげて、飛んでくる。ちょっとこわすぎ、、、遊覧船が通るために、電動廻旋橋が開き、橋の上から、橋を開閉する方が手を振ってくださる。天の橋立へ戻り、レトロなたんごリレー号に40分、福知山から特急きのさきに乗り1時間20分、車窓の旅へ。そして京都へ。このたんごリレー号では、韓国か中国の方と乗り合わせ、途中から進行方向が変わり、椅子の向きを変えるようにアナウンスがあったけれど、日本語のせいか、気にならないのか、まったく動じない。私たちは向きを変えようとして、後ろの人(韓国の人?)にストップのポーズをされて、あきらめ、もう1つ前の座席の椅子の向きを変えてすわった。あーーあ。英語が全く出てこない。。。しかし、進行方向などどうでもいいのね。。確かに4人がけだと気にするもなにも仕方ないし。19時京都着。迷いに迷い、電話でホテルの方の指示をうけながら、やっとビジネスホテルに到着。ホテルで京都駅で購入したお弁当をいただく。このビジネスホテルは大浴場もある。とてもスタッフの対応がよいところでした。

 

朝食はバイキング。おばんざいもあるすばらしいバイキングでした。京都は時間的に先に平等院鳳凰堂に行くことに。平等院鳳凰堂は宇治駅から少し歩く。宇治駅でおみやげの下見をしてから、平等院鳳凰堂へ。藤棚がまず目に入る。そして、朱色が塗り替えられたばかりのような平等院鳳凰堂。屋根の鳳凰はレプリカだと、修学旅行を引率するガイドさんの説明がきこえた。本物は、鳳翔館にあった。ここには楽器を持って雲に乗ったようすの仏像、雲中供養菩薩像26躯がある。展示の仕方がすばらしい。次は伏見稲荷へ。お参りをしてから、鳥居に向かう。1000本以上ある鳥居。どこまでくぐるかは決めずに、歩きはじめる。英語、フランス語、ドイツ語等の言葉が飛び交うなか、鳥居をくぐる。だんだん湿気を帯びてくる。山を登っていく感じで歩く。なだらかな登りから階段に。行路と帰路が分かれているところから、1本になったあたり、ひとけが減ったあたりで、引き返すことに。新幹線に乗り遅れないように。そして、京都駅に戻り、お土産を買い足して、カフェに入り、休憩。少々時間があったので、京都タワーの展望台へ。望遠鏡で京都のお寺、神社などをさがす。清水寺を発見!

 

2泊3日の旅は終わった。ひとりの生活に心が戻るまで、1週間近くかかった。