メリークリスマスとサンタさんの辛い思い出 | 「育児書にない!」~ASD母子の育児&お勉強&歴史の授業~

「育児書にない!」~ASD母子の育児&お勉強&歴史の授業~

ASD(自閉症スペクトラム)当事者で、娘もASDである、元社会科塾講師のセザール=れくす、が描く、「ASDのお子さん向けの受験勉強についてのブログです。
育児についての話や不登校の娘への対応の話、自分自身の生き方についても語ります。

みなさま、本日もありがとうございます。


今日はクリスマスイブですね。





クリスマスなので新作イラストをば。


だいぶ、アナログとデジタルの併用が

しやすくなってきました。(笑)



我が家は、クリスマス特別、

何かするわけではないですが


昔はクリスマスが近づくと不安感にかられて

癇癪おこしていた娘が、

最近は、クリスマスを忘れるくらい

平常運転でした。ニコニコ




幼稚園のときに、幼稚園の先生に

「ちゃんと完食できないと

サンタさん来ないかもよー。」

と言われた娘は


それ以降は


「サンタさんは来ないかもしれない」と

不安でしょうがなく、


毎年、25日の朝に起きたら

頼んでいたオモチャがあって

ホッとしている

という形でした。



また、一番欲しいものは親や

ばーちゃん(私の実母)に買ってもらい

毎年、サンタさんに頼むのは

「あったら嬉しいけど、

なければなくても我慢できる程度の

オモチャ」ばかり頼んでいました。


万が一、サンタさんからプレゼントを

もらえないことを想定して

絶望感を最低限におさえれるように

娘は考えてたのでしょう。


プレゼントをもらえないことを想定して

プレゼントを頼んだり、


プレゼントが置いてあると

喜ぶ、より、ホッとした、というのが

今だと、娘がどれだけ完食強要で

苦しんでいたのだろう、と

思います。


幼稚園の先生からしたら

何気ない、悪気のない声かけなんでしょうが

傷つく子は傷つくんですよね。




娘は年中さんのとき、

「サンタさんの正体」の

正解を自ら導きだしていましたが



その理由を小学生になったあとで

聞いてみたら


「勝手に家に入ってくる、のが

おかしいと思ったから

そうなると、私が寝ている間に

置ける人は…と考えて」

らしいのですが、


他にも


「完食するか?を常に

見えないところで監視している

サンタさんがこの世に存在してると思うと、

心の底からゾッとしたから」とか

「完食強要するサンタさんが存在する

と考えるより、いっそ、お母さんが

サンタさんのほうが、確実に

オモチャがもらえるとわかるので

安心感を得たかった」とか。



幼稚園の完食強要と

サンタの名を語って

完食させようとした

幼稚園の先生の言動は

娘が子供らしく

楽しめなくなっちゃんたんだ、

と感じました。


まあ、ただそういう話をしても

「幼稚園の先生は善意でしたことだし」

「そもそも完食できないのが悪い」

とか言われるのが予測できるので


もう二度と幼稚園の先生には会うことないので


娘が娘らしく生きられるよう

前を向いて進んでいきたいなぁ

とは思います。




ちなみに、今は、

クリスマスプレゼントは

私があげる形にしてます♪


今年はなぜか、私の手作りぬいぐるみが
良いと言われたので
頑張って作ったのですが

若干、呪いのぬいぐるみの雰囲気を
醸し出したものになってしまいました。笑い泣き

娘は気に入ってくれてるから
良いけどね。