小6のときバスケ部を自主退部した理由 | 「育児書にない!」~ASD母子の育児&お勉強&歴史の授業~

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ASD(自閉症スペクトラム)当事者で、娘もASDである、元社会科塾講師のセザール=れくす、が描く、「ASDのお子さん向けの受験勉強についてのブログです。
育児についての話や不登校の娘への対応の話、自分自身の生き方についても語ります。

みなさま、今週は更新がマチマチで
すみません。

一番の原因は坐骨神経痛なのですが、
こちらはなんとかなりそうです。
とにかく、水分とりまくったら、
もう大丈夫です。


私はすごく水分がいるタイプです。

今でこそ、水分補給は大切だ、
と言われますが、私が小学生のときは
「運動中に水分補給をすると、だれるから
飲んでは駄目だ!」
というのが、正しい指導と信じられてました。

昔は今のように35度を超える夏はほぼなく、
30度もいかない日もありました。

なので、熱中症で倒れる子は
今ほどはいなかったと思いますが、
水分をたくさん必要とする私は
水分がとれないと、よくめまいを起こし、
辛かった記憶があります。
熱中症初期だったのだと思います。


小学生のときは
体育会系の部活に入らなければ
将来困るよ!
という謎のルールにより、
私はバスケ部に入ってました。
小5までの顧問は、
厳しかったし、実力主義だったけれど、
水分補給の時間も設けてくれたし、
予定時刻になったら、終わって、
すぐ帰らせてくれました。

しかし、その顧問の先生が転勤になり
小6のとき、バスケ部の顧問が
変わりました。

新しい顧問は、指導そのものは
厳しくなかったのですが、
小6だけ毎回のように居残りをさせ
説教をしたんです。

それが
「小6なのだから、4年生、5年生の
見本にならなければいけないのに、
下級生よりバスケが下手。
やる気が足りない。
これでは下級生にレギュラーをとられ
大会に出られない!」
と言うのです。


でも私は、下手でもバスケがしたかったから
バスケをしてたし、
レギュラーになれなくても平気だった。


先生に「レギュラーになれなくても良いです」
と言っても、
「そういう気持ちだから、レギュラーに
なれない!上級生は下級生より、全員
上手くないと、下級生のモチベーションが
下がる!」
と怒ります。


まあ、担任の先生も、常に私を理不尽な
理由で怒ったりはしてきたので、
そういうとんちんかんな指導をする
先生には慣れっこなのですが、

問題は、
水分補給をさせてもらえなかったこと。

水分補給をしたくても、
水分飲む暇があれば練習しろ!
という人だったので、
万が一、水分補給している姿を
目撃されたら、
小6全員居残り説教。

居残り説教のときも水分補給は
禁止だから、説教が長引けば
長引くほど、水分補給できない。


もう、それが辛くて、
退部しました。


退部理由のお手紙も書いて。


私だけでなく、何人か一緒に
退部届けを出しました。
(クラスでは私はいじめられてましたが
他のクラスの子とは仲は悪くなかったので)



そうしたら、二日後くらいに、
残ったバスケ部の同級生が私に
「先生、泣いてたよ。
私はセザールちゃんたちのことを
思って指導しただけなのに!と
言ってた。
帰ってきなよ。」

と言われたけど、
無視しました。
だって、先生は常に悲劇のヒロインなんだもん!やだやだ!

上級生はみんな上手くないと!
レギュラーになれないとバスケする資格は
ない!
みたいに言われたのは許せない。


バスケはバスケが好きなら
上手い、下手は関係なくすればいい。


そんな教育者に私は教えてもらいたく
ありません!と。



その後、体育会系の部活は入りませんでした。

だって水分補給ができなかったら
嫌だから!


私にとって、水分補給は睡眠の次に大切です。

お腹が減っても割と動ける私ですが
水分補給はしないと、すぐフラフラするし
大人になった今は、
すぐ坐骨神経痛や腸痙攣おこします。

腸痙攣、めちゃ痛い。


今は水分補給の大切さも叫ばれているので
まだ部活はマシになってはいるとは
思いますが…。