「育児書にない!」~ASD母子の育児&お勉強&歴史の授業~

「育児書にない!」~ASD母子の育児&お勉強&歴史の授業~

ASD(自閉症スペクトラム)当事者で、娘もASDである、元社会科塾講師のセザール=れくす、が描く、「ASDのお子さん向けの受験勉強についてのブログです。
育児についての話や不登校の娘への対応の話、自分自身の生き方についても語ります。

「れくす先生&母セザールのASD娘の勉強&育児ブログ~育児書にない!~」にようこそ♪


先生としては「れくす」,母としては「セザール」で
ADSの娘の育児やお勉強をみています。
昔は進学塾,学習塾で塾講師を,フリーで家庭教師をしておりました。


こちらでは,ASDの1娘の育児&勉強で気が付いたことを
書いております。


今更ながらマンガ家を目指してまして
目指すは
「ASDのお子さんに合う受験勉強」
「ASDのお子さん向けの歴史の勉強」
をマンガで描けるようにがんばっております。






<内容別ブログはこちら>





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◎「おたべザウルス」&「ヒストリアンあにまるず」専用ブログはこちら→「おたべザウルス」ブログ



ツイッターもしています。


アカウントは @BansuiCesar です。にひひ


日々の育児のお話、猫ちゃんとのお話などを書いています。


時々、「教育」「歴史」のことなどもつぶやいています。音譜










更新が止まっていて、失礼いたしました。 


娘の学校復帰に向けて、色々と努力している

うちに、半年以上が経過していました。


今は、まだ学校に対して不安感等の

負の感情が強いため

ブログで学校のことを書こうとすると

愚痴になってしまうのが怖くて、

ブログを書こうにも書けませんでした。ガーン



愚痴を書けば書くほど

学校の嫌なところを見つけ出そうとする癖が

できてしまうのが、私は怖くて・・・。


なので、これからも、

学校に対して、どう動くか?

を迷っているときに

自分の頭を整理するために学校のことを書いて、

それが、結果的に愚痴になることは

あると思いますが.

可能な限り、

「自分は自分!他人は他人!」の

スタイルで生きていきたいです。



では、これからもよろしくお願いいたします。

みなさま、本日もありがとうございました。



現在は不登校の娘の授業(全教科)をしていますが


娘の納得するための授業をするべく

歴史の勉強をし直してますが


やはりなんだかんだいって、

私はあらゆる世界の中で

フランス革命とナポレオン時代が好きです。



フランス革命精神が好き。

ナポレオン熱が再燃して
ナポレオンの絵を再練習中です。


授業準備がなかなか終わらず
さらに目がおかしい状況が続いているので

ブログで長い文章を描くことが
なかなかできませんが
また落ち着いたら、
ブログしっかりと書きたいと思いますので
よろしくお願いいたします。


みなさま、本日もありがとうございます。



最近は、なかなか更新できなくて
申し訳ありません。


更新できない理由は

不登校の娘の授業準備が終わらない

のが大きいです。

どこまで妥協し、どこまで自分を貫くか、
毎回悩みながら、授業準備&授業してます。

常に学校、公教育との闘いの連続です。

発達障害、自閉症スペクトラムの子にとって
有効な勉強方法と
学校が推奨する勉強方法が違い、
どう折り合いをつけていくか?
がとても悩みます。


まあ、でも、私は生まれたときから
悩みまくる人生なので
それが一生続くだけなんですが…。泣き笑い

ただ、ずっと家から出ないわけにもいかず、
さすがにずっと勉強ばかりすると詰んで
大好きな勉強に飽きちゃうのもいけないので

時々は外に出かけています。
(不登校からの脱却練習も兼ねて)



最近は西洋近世&近代史を勉強していて、
娘が、ハプスブルク家に興味津々に
なったので、
ちょうどバレンタインということで

いつもは買えないチョコを買ってみました!


ハプスブルク家ゆかりのデメル(DEMEL)の
チョコレートをば。




めちゃくちゃ美味しかったです。ラブ

上質なチョコレートって、
食べ終わったあとの余韻の味が
音楽を奏でてるような
様々な味のハーモニーとして
感じられるんですよね♪


そして、ハプスブルク家のことを思いつつ、
やはり西洋史好きだ!
やはり学校や世間にどれだけ愚弄されても
自分が正しいと思う勉強方法で
娘に授業をしていきたいと思います。

私はお金がないので、
小さなチョコを買うだけで
精一杯なのですが、
それでも、私は一粒食べることが
できただけで十分幸せになれました。

デメル、大好きになりました。
ありがとうございました。

これからもがんばって生きていきたいです。

みなさま、本日もありがとうございました。



最近は、不登校の授業準備が

ギリギリになり、ヒヤヒヤしています。ガーン






小学校の歴史の教科書がストレス



教科書通りなら、娘の授業の直前に

教科書を読んで

頭の中で授業構成をする形でも

できるのですが、そうもいかず。


どうも娘は、歴史の内容は

小学校用の教科書のほうが

わかりづらいみたいで、

高校用の教科書の内容をベースにした

ものを勉強する方が楽みたいです。アセアセ



別に、高校用の教科書を

読んで一発でわかるほどの知力や学力は

娘にはありません。


しかし、高校の教科書に載っている内容を

わからないなりに何日にもわけて

「難しい!理解しよう!理解しよう!」

と勉強したほうが、

ストレスが少ないそうです。


基本は、私が高校の教科書を元に

テキストを作って、授業して…

という形。


(高校の教科書は、

教科書販売を扱っている本屋さん

で購入。)


どう見ても小学校の教科書のほうが

カラーいっぱいで楽しそうだし

小学生が興味持ちやすいよう

身近な内容?(文化や生活メイン?)

なのですが

娘にはストレス過多。ガーンガーンガーン



小学校の教科書で勉強させようとすると

がんばって教科書を読むけど

癇癪を誘発しやすくなります。



ASD児の癇癪は

長時間&大音量、で

とんでもなく大変です。



本人も癇癪をおこしたくないけど

おこしてしまって毎日、泣くだけの毎日に

なるのはストレス。


ストレスだから、また癇癪をおこして。


負のスパイラル。



なので、わざわざ、

癇癪をおこしやすくなる

ことをわかってて


小学校の教科書を使うことはむなしい。



でも、私は教科書を大切にしたい、

教科書を大切にしない小学校の先生に

迫害された経験があるので


先生より教科書を大切にすれば

小学校のときも、あそこまで

勉強できたのでは?と思うことがあるので


可能な限り、教科書を使い続ける人生で

ありたいと思います。


これに関して思い出したことがあります。




絵本を読みたがらなかった理由


娘は幼児期は、絵本を読みませんでした。


別に内容そのものの話の流れを

理解できないわけではありませんでしたが


絵本を読むと機嫌が悪くなり

癇癪がすさまじいこともしばしば。



世の中の幼児教育って

「幼児期に親が絵本を読み聞かせることで

情緒豊かな人間に子供は育つ」とか

そういう風潮があるので、

私も焦りましたが、


「私は中学まで小説読まずにマンガばっか

読んでいたけど、高校になって

芥川龍之介や森鴎外の文学に出会ってからは

小説も読めるようになったから

まあ、いいわ。」


みたいな、わけわからん論理で

娘に無理に絵本を読みきかせることは

諦めました。



娘が小学生になり

ある程度、自分の気持ちを言語化できるように

なったとき、

絵本が好きでない理由を聞いたら


大人の都合が垣間みえた。


大人は、

「子供はこうあるべき、こうだろう」

と考えていると感じたので、

「大人の求める子供らしい子供」に

努力してもなれない私は、

劣等感や不安感で押し潰されそうになり

怖かった。」と。



絵本そのものが悪かったわけでなく

娘に合う絵本、合わない絵本が

あったんですよね。




それが最初からわかっていたら

他の人がすすめる絵本で決めるのでなく

私が娘に合うと思う絵本を

自分でしっかり読んで決めた

のに!と。

でも、そのころは、

「世間の求めるお母さんにならないと

娘をとりあげられる」という強迫観念?

みたいな気持ちに支配され、

無理だったんですよね。




話を小学校の歴史の教科書の話に

戻します。





娘が小学校の教科書が苦手な理由

小学校の歴史の教科書を見ると


子供はこういうの好きでしょ!ラブ

とか

子供には、政治とか経済とか、

わからなくて良いの!口笛

というのを

娘は感じ取ってしまったのだと

思いました。アセアセ



それが娘の被害妄想だと言われれば

別にそれについて反論はしません。


作成者は善意でそのように

教科書をつくったのでしょうから。



しかし、

娘の被害妄想だろうがなんだろうが


娘が小学校の教科書では

頭に入らないのは

事実。


癇癪のもとになるのも事実。



絵本のように

「じゃあ、読むのはやめよう。(勉強やめよう)」

としたくないし


あのときのように、

娘や私がASDであるとわからなかった

時期でない。


どれだけ、多数派に有効な教育方法だろうが、

多数派にどれだけ良くないと言われる教育方法だろうが、


自分に合うやり方でしか生き抜くことは

できない、


と思いました。




娘の中で

「難しいけど理解したい!」という

ギリギリ上限の内容にして


でも負担にならない、


歴史は嫌いになってほしくない

人生の相棒として

いや、人生を自分で切り開くための心の支えや思考の手助けとして、

歴史を愛してほしいなぁ、と。



なので、今ある100%の力を出しきったら

「理解できる!」と感じる、

絶妙ラインを導きだして

授業準備しています。



ただ、私は

「歴史は好きな方だが、

才能があるわけではない。」ので、

毎回、必死に調べまくって、

試行錯誤でテキストを作ってました。


結果


最初のうちは苦戦していた娘ですが


「結局、歴史の動きっていうか

人間の行動パターンは

ある程度決まっているとわかったので

だんだんと、次にどういう展開になるか、

予測できるように

なって面白い。

しかも、予測外のまさかの展開がおきると

さらに興味がわく」

と言い出したり、

元々好きだった歴史の服装が

歴史のおおまかな流れを知ったら

よけいに意味がわかるようになったみたいで


趣味にも勉強が活かせる!と

気がついたみたいです。


まあ、ここまでくるのに、


どれだけ娘の癇癪と、世間の圧力や差別、

「母親が悪い」と言われ続けたのに耐える、

という約10年間は大変でしたが



娘が「歴史が自分の人生にいつもそばに

寄り添ってくれるもの」という感じで

歴史を好きになってくれて嬉しいです。




これからはどうなるか?はわからないけれど



歴史を楽しむ人生でいたい、です。






みなさま、本日もありがとうございました。





年末年始は、諸事情で
色々とゴタゴタして
実家への年始の挨拶も行けませんでした。

先日やっと、私の実家の年始の行けました。 


娘は毎年、実家で
トランプをするのが楽しみ。


我が家は、私、夫、娘の3人家族なので
5人以上いたほうが楽しい、大富豪は
実家でないと無理なんですよね。


娘は、ポーカーと大富豪が大好きで
結局、3時間くらい、ずっと
トランプ で遊んでました。


今年は、自分の決断次第で
色々と未来が変わる年になるので

無事、生き残れることを祈って
がんばって生き抜きたいです。 

みなさま、本日もありがとうございました。


今日も実録四コマまんがです。
裁縫についての、後から考えると
怖いなぁ、と感じる話です。

4本あります。








学校の先生が
生徒と親でまったく態度や言動が
違うことはあります。


人によっては
男の子、女の子、
男親と女親でも
態度が違うこともあったりします。


誰もが「あの先生は人によっては
態度が変わるよね」とわかってたら
良いのですが


親には低姿勢で生徒想いに見える先生だと

子供が学校を嫌がったり
習ったことに対しては真面目にやらない、
真面目にやっても結果を出せないと


親が「せっかく先生はあんたのために
色々としてくれるのに…」と
子供に言ってしまうと
子供は逃げ場がなくなってしまうんですよね。


私の場合は
学校の授業では成果が出せないのは
発達障害が関係していたのかも?と
今だと言えますので

先生の強要するやり方でなく
自分に合うやり方や環境で
一人で黙々と努力すれば良かったな
と思います。

うちの場合は小学生のとき

私が常に「私が100%悪い」と
思い込んで、ひたすら黙って
落ち込むだけだったので

親に責められたことはなかったのですが

親からすると、小5のいじめのあとの私は
寡黙で不気味で、もしかしたら、
自殺するのでは?と心配していたみたいです。


私のなかでは
そのときはひたすら
UFOとツチノコ探しに逃げていました。

でも、今から思うと
顔に表情はなく、
目がずっと死んだ感じだったと
当時の写真を見て思いました。


そんな状態で裁縫が
できるハズもなく…。



今さらですが
裁縫ができることになり

やっと、「あの学校の先生が間違ってた」と
堂々と言えるようになりました。


みなさま、本日もありがとうございました。


今回も育児まんがです。



現在は、ASDの娘は小学校不登校中で

家では私が娘にずっと小学校で習う内容を

娘向けにカスタマイズ、アレンジして

教えてます。



娘は最初の頃は

「理解したのに、

たくさん問題解かなきゃいけない

意義がわかんない。」

と、不登校になって半年くらいまでは

よくブチキレていました。




でも、それって、ある程度、簡単な内容なら

「理解した→テストで点数とれる」に

なりますが、

それはだんだんと内容が難しくなったすると

そうならなくなります。


また、知識の定着をすることが

新たに考える力や、新たな内容を学ぶときの

理解力の向上につながります。



問題演習は目先のテストでの点数をとる、

以外に、脳内で習った内容を整理整頓(脳内のインフラ整備)のためもあります。



でも、まあ、それは、大人になってから

言えることで、子供には、まず問題演習を

したことが与えた自分への影響を自覚してもらうことが必要なわけです。



なので、まずこんな形で話しました。↓







「半径2cmの面積は?」
は、「半径2センチのの面積は?」
ですね。

誤字脱字すみません。




具体的にイメージしてもらうために
「ゾンビ」にしました。


娘が最も怖いのは「鵺(ぬえ)」らしいので
それでも良いのですが、
私は最もゾンビが怖いのでゾンビにしました。


動物系の魑魅魍魎、妖怪、は
怖いけど好き。


私が最も怖いのは人間なので
ゾンビは最も怖いです。


ASDの娘にとって、勉強の最も大敵は
精神不安定です。


精神不安定、とくに、
不安感や焦りは
かなり学力に影響を与えました。


精神安定させると、楽々解ける、
楽々理解できるものも
精神不安定になると、とたんできなくなるので。



まあ、なので、小学校生活は
精神不安定になる要素モリモリだったので
学歴より学力をとろう!
ということで不登校生活になりました。

本日もありがとうございました。


本日はかなり久々の育児四コマです。


娘も大きくなり、知識も増えてきたので
昔ほど勘違いは少なくなりましたが
それでも時々ある勘違い事件。




こういう間違いを
すごく馬鹿にしたり
将来心配になったり
される方もいらっしゃるのか?
と思います。

私もそう思わないといけないのかな?
とフッと頭によぎることもありますが


私は失敗も楽しむ思考でないと
「自分なんて勉強したいと思うことが
おこがしい、と神々?が言ってる」と
いう謎の思考に陥りやすいので


子供の失敗を嘲笑うのではなく
大笑いすることにしてます。   


大笑いだと、同じ失敗でも
悪いこと、恥ずかしいこと、と
思っちゃう確率は減るので。


ただ、大笑いしても
馬鹿にする言葉を
かけたら娘は傷つくので

今回だと
「ケケケケ毛」と笑っているだけです。(笑)