みなさま、本日もありがとうございました。
今回も引き続き、
「れくす先生の歴史授業」シリーズです。
古代ギリシアの歴史その2です。
古代ギリシア 2






ポリスについて見ていきました。
クノッソス宮殿、ラビリンスや
ミノタウロス、赤い糸の伝説、
トロイア戦争などの神話の世界は
ポリス成立以前の古代ギリシアの
世界です。
もちろん、神話のように、
神様や超人的な人間が存在したわけでは
ありませんが、
古代の神話は、歴史で実際におきた、
なにかの事件などをベースにしていることが
多いので、神話があったところには
そこが人が生きた証とも言えます。
中学生の定期テストでは、
ほぼポリス成立以前の、
いわゆるエーゲ文明の歴史は出ません。
なので、こちらにも掲載するか
悩みましたが、
このエーゲ文明があった時代は
古代エジプト文明、メソポタミア文明が
栄えていた時期と同時期で
そこに歴史的にはリンクしていくので、
掲載しました。
ポリスについては、中学の定期テストでも
出ます。
教科書の文章内には「ポリス」という用語と
ポリスの1例である「アテネ」のみが
掲載されていますが、だいたいは
同じページにポリス名がいくつか掲載された
地図が掲載されています。
そうなると、
「授業では話さなかったけれど、
教科書に載っているのだから、
定期テストには出されても
文句言えないよ。
だって、今は、自主性、主体的な学びが
必要だって、言われているでしょ!」
と学校の先生に言われたら、
生徒さん側は黙ることしかできないので、
教科書に載っているポリス名は
覚えておく方が安全です。
ただ、テストのためというより、
各ポリスのことを知れば知るほど
歴史は面白くなるし、
古代ギリシアのポリスの世界を描いた
ヨーロッパ近代絵画はあり、
美術としても楽しめることになるので
学校うんぬん、関係なく、
ポリスを見ていくのは人生を楽しむ
のに良いかも?と思います。
今回は以上です。
次回は、
アテネの民主政の確立の過程を見ていきます。