新年 | 知ろまいかパリ

大晦日のシャンゼリゼ通りは約30万の人出で賑わったそうです。我が家は知り合いのお宅で紅白歌合戦を見ながら年越しをさせてもらいました。正月2日の昼過ぎメトロに乗って買い物に出かけたところ、着いた駅の出口エスカレータ横に靴が片方だけ捨てられていた、これもハッピーニューイヤーの宴の名残でしょうか。





久しぶりに路線バスに乗った、
メトロはスリやかっぱらい、強盗がいっぱい居て危険だけど、その点バスは安全、バスの中でスリの被害に遭ったという話しは聞いたことがない。
そのうえ間取りの大きなウインドーが開放感を感じさせてくれ、窓から良く見える街の風景がまた新鮮な感じ。観光バスで市内を見物するより乗り降り自由な路線バスで観光するのも悪くないか、一枚1,25ユーロの乗車券は路線を変えれば1,5h乗り放題だから、安上がりで済むし、、、などと考えていたら家の近くに近づいた、では降りましょか。

 

Autolibのニュースから、
パリの貸し電気自動車は営業スタートしてまだ一月も経っていないのに早くも洋々な問題に直面。現状パリ及びその近郊に250台の電気自動車が配車されているが、そのうち常時30-40台が修理のためガレージ入りしているとのこと。修理の理由は不届き者による破壊行為、修理箇所はバックミラー、バンパー、ウインドー、ドアなどいたるところ、問題はこの電気自動車が大量生産車ではないため交換部品が簡単に手に入らないこととストックが無いこと。
もう一つの問題は電気系統の故障、先週パリは大雨が降ったがBollre製のこの電気自動車は防水性に問題があり、バッテリーに繋がっているケーブルに問題が発生してしまうとのこと、、、

元々Velib(貸し自転車)の段階で不届き者たちによる破壊行為、盗難が多々あり、それが貸し自動車でも同じように起きる事態は予測されていたが、そのリスクを判っていてもこのシステムを推進したかったパリ市としては想定内の出来事でしょうが、公共の物を大事に扱う、というモラルが多人種国家のフランスにあるかどうか、、、そうゆう状況の中での貸し電気自動車というシステムはパリ市の一つの賭け、だと新聞の論調は言っていますが果たしてうまくいくかどうか。

 






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