教室で作る作品は特に指定もしていないし、毎回サンプル作品を用意する余裕もなくて、生徒さんにお任せしていることが多いです。ごめんなさい。。
たまに生徒さんに頼まれて作品サンプルを作ってみると、ほかの生徒さんたちも、私も私もと、頼んでくれた生徒さんよりほかの生徒さんが先に仕上げてしまうことも多々あります。
この前のがま口の長財布型のぺたんこポーチも、どれだけの人が作ってくれたでしょう。
今回はスマホショルダー。
私のサンプルは右のもの。このコングレスはどこのメーカーか不明、暗めのグレーで、現在販売中のものでは見つけられない色です。
残りの二つはそれぞれ別の生徒さん。同じピンクの糸でも、地の色によって雰囲気が違うし、また縦横比の違いでも印象が変わりますよね!
みんなで同じデザインで作ってみても、色柄素材でいろんなパターンが見れて楽しいのです。
もう一つ、この図案を刺しただけのものを見せてもらいました。
段染めのこちら。しかも裏面。
裏から見ても結構面白い図案になっています。
こぎん刺しの模様の作り方は、ある程度パターンがあって、この裏の図案を最初からはなかなか思い描けないものなんですよね。
こぎん刺しには「かちゃらず」というこの画像の中にある黒塗りの菱形模様のもどこがありますが、「かちゃらず」は「かっちゃにあらず」=「裏ではないよ」、という名前なんです。豆こという菱形の枠だけの模様の裏面にこの形が現れるんだけど、
それを表の模様として刺しているという意味なんです。
こぎん刺しの模様は、ひっくり返して裏を見ると明らかに裏は裏、これを表にして刺すことはできないという模様の方が多いんだけど、裏も表に負けず劣らず刺すのに困らない模様が出てきていることがあります。それは一筋上げが少ない図案の場合に起きることなんですけど。
こういうときの裏の模様を表にして刺すとすると、それはすべて「かちゃらず」という名前でいける、笑。もどこ単品の裏返しの場合、かちゃらず以外では、表からのもどこの名前に接頭語「裏」を付けて呼びます。「裏うろこ」が代表格です。
糸目の出る部分と生地の出る部分が普通の「うろこ」と「裏うろこ」では逆になっています。
話が脱線ー。
この裏模様も、十分表として通用しそうで、刺してみたい図案だと思いました。
段染めは一筋上げの多い図案だと模様がはっきりしない感じになってしまうこともあるので、この図案は合っていると思います。
こちらもできあがってきてました。代わり紗綾形のペンケースor眼鏡ケース。
梅の花アレンジのポットマット。
この梅の花アレンジのポットマットもたくさんの方が作っていらっしゃって、見比べるのも楽しい♪
こぎん刺し教室のご案内
3月21日、4月18日、5月16日、6月20日、、、
(毎月第3木曜日13:30~16:00)
コープカルチャー西宮〒662-0832 西宮市甲風園1-8-1(ゆとり生活館アミ)
随時お申し込み可能です。
※2024.6月でコープカルチャー西宮の営業が終了の予定です。その後は同じ会場で時間を短縮して活動いたします
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3月26日、、、
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随時お申し込み可能です。リラクゼーションサロンNadiaはこちら↓
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スポーツ講座・文化講座開講案内
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来年1月以降のご入会はDM、メール等で直接私までお問い合わせください。
cerisierのホームページできました。
最新版vol.5「梅の花」出てます!
かわいらしさが人気の梅の花でかなりあそんでみました。
↑帯のお太鼓部分の図案はこちらに載っています
本の中で使用しているこぎん用語の補足説明はこちらを見てください
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ペイントソフトでの図案の作り方について過去記事まとめてみました↓
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