こんな渋いこぎんは初めて作ったかも。
11月にフロム宮崎でのこぎん販売会でお会いした方にオーダーいただいたものです。
津軽工房社さんの紺のペリープルにこぎん糸211番色
実物は糸の色はもう少し暗く、生地との差がほとんどありません。
生地と糸の色がほぼ一緒なのは、明るい色ではやったことがあるけれど、暗い色では初めてに近い。
お持ちの刺し子の巾着袋と同じサイズでとのことで、その見本となった巾着袋の刺し子も模様違いで2段に分かれていたので、それに倣って下は紗綾形と上は猫の足の小ぶりな古作展開図案に。
紗綾形はカッコよさと、あとはまずは目慣らしに。三筋の流れの向きの違いでできている図案なので、目の見づらいときにはいいのではないかと思いました。これは正解。刺しているうちに目は慣れてきました。
初めから古作展開のほうの図案だったら苦労したと思います。
古作展開図案を小ぶりな繰り返しにしたのは、目立てで混乱しないようにです。
層が厚くなればなるほど一模様が大きくなり、目立て付近、模様がある程度出てくるまでの間しばらく混乱します。糸目が見づらい色で、幅も20cm強しかない。こういう場合は一模様を小さくしたほうが無難です。でも面白さも欲しいので花この結びの枠で囲んだり、格子枠を厚めにして変化を出しました。
ご用意いただいた糸量に限りがあったので、間の切り替えの竹の節は最小限に。
これでこぎん糸3束完全使い切りです。糸始末で切って捨てるのは一回当たり1㎝未満くらいです。最大限にさせたんじゃないかな。
巾着になるとまた雰囲気変わります。
かなりチャレンジングな色合わせ、自分ではなかなか選ぶことがないけれど、作らせていただけていい経験でした。楽しかった。
仕立て前に水通しをしたら、ぐっと濃さが増し、こぎん刺しの立体感も増してさらに良い雰囲気に。
ペリープルは水通しをすると、生成りはより明るく、紺はより暗く、色の良さがよく現れます。そのままだと、織の隙間から透けて見える色に見た目が影響されているんだなと感じます。
生地本来の色を感じたいなら刺した後に水通し。生地が詰まって生地の向こうの光や陰の影響が少なくなります。
にしても、こういう色の作品を撮るのはとても難しい。。
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かわいらしさが人気の梅の花でかなりあそんでみました。
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