今日は計算の入り口
枠に並べたいもどこの数の数え方のお話です。
これまでのお話はこちら↓
中心の図案の周りにもどこを並べて作る枠模様の考え方
計算の基本となる中心の図案の筋と段の数
ピッタリ並べるために、中心の周りの糸流れの本数を変えてみる
糸流れなどで中心を拡大するとどうなるか
拡大せずにもどこをきれいに並べるには?
枠の並べ方の違いが図案に与える影響
今まで、かちゃらずと花こで、並べ方を検討してきました。
三筋かちゃらず、五筋かちゃらず、花こ
かちゃらずは名前の通り、もどこの大きさは三筋、五筋、花こは九筋になっています。
では、並べたい段にいくつ入るかを計算するときに、その筋数(=段数)をそのまま使うのでしょうか。
そうではないんですね。
上の図を見てください。
もどこの大きさはそれぞれ、3、5、9ですが、
並べるときに必要になる段の数はそれぞれ、2、3、5となっています。
中央の一番長い段を過ぎて、また狭くなっていくときには、すでに次のもどこが重なって入ってきています。
もどこの筋数に一筋上げの分を足して、その半分が、いくつ入るかという計算の分母となります。
三筋かちゃらず ・・・ 3+1=4、4 ÷ 2= 2
五筋かちゃらず ・・・ 5+1=6、6 ÷ 2= 3
花こ ・・・ 9+1=10、10 ÷ 2= 5
花こは、拡大すると
このようにもどこは9段ですが、5段あれば一つ入るということです。
だんぶりこの周りに並べると、こんな感じになります。
5段で一模様入っているのがわかりますね。
こぎん図案の組み立ての考え方⑥へつづく
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