ママのためのラポールタッチケア講座を受講中のママさんからの報告で
講座の初日でお伝えしたラポールタッチの体感をして
タッチで気持ちが伝わること
タッチの効果などを知り
子どもの背中に毎日のように塗っていたる薬の
そのぬり方を変えたそうです
やさしく
丁寧に
ちょっとしたコツを取り入れ
やらないほうがいいと思うときは止めて
そんな風にして2週間くらい
ある日、どうしてもママが疲れはてて
やさしいタッチも出来なさそうなので、
「今日は悪いけど、できない。ごめん」と伝えると
子どもがすっごく怒ったそうです
「もう頼まない!」って
今までも断った時もあったそうですが
そんな風に怒ったことは無かったそうです
そんな娘の態度に、イラッとしてしまったそうなんですが
なんで、そんな風に怒ったのかを
先日の講座で一緒に考えました
なぜでしょう?
「ママに、今、薬を塗ってほしかった!」
↓
「ママに、今日はとくに、やさしく・安心できるタッチをしてほしかった」
↓
「ママにやさしくしてほしかった」
「安心したり、愛情を感じたかった」
疲れてたのかな?
何か不安やイヤなことがあったのかな?
甘えたい気分だったかな?
と推測できました
薬を塗ってもらう=ラポールタッチをしてもらう
気持ちがほっとする
元気になれる
ママの愛情を感じられて安心できる
そんな感覚がほしかったのでしょう
今までの「薬を塗る」行為に
ちょっとしたコツで、愛情を伝える行為にもなったんですね
それを知った(感じられた)こどもは
自分がその愛情を感じたいときに
無意識に求めてくるようになります
「マッサージして~」
今回は「薬ぬって~」と
だから、それが叶わなかったとき
ショックが大きくなったのでしょう
ママも気づいてくれました
ラポールタッチはコミュニケーション方法のひとつです
気持ちが伝わります
だから、イライラも伝わっちゃいます
でも、意識を変えて触れることで
こどもの気持ちが伝わってきたり
イライラが収まったりします
いつもやさしくできたらいいけど
それは難しい
できるときには
しっかりと伝えてあげられるといいですね
タッチは皮膚感覚を通じて、こころと体に作用します
言葉よりも10倍も伝わります