9期目を終えて | Centotrenta 代表 加藤いさおのBLOG                        

本日から

弊社10期目が始まります

コロナ過の8期目が

いわゆるどん底でした

出口のないトンネルを

ただ、前へ前へと歩いているあの感じは

職業柄、明るくふるまっていても

頭の中は会社と家族を

「どう守るか?」ばかりでした

本当に色々あり

ここでは綴れないとんでもない事の連続でした

己の無能さに絶望し

何度も何度も心が折れかけそうな事がありました

貸借対照表を眺め

「何故こうなった・・・・・・」と

自問自答して

「よし」と思った瞬間が

昨年の今頃だったでしょうか?

転機は阪急メンズ大阪退店からでした

社員の皆さんに

現状と1年間の短期ビジョン

そして

こう舵取りを変える

そうじゃないと現状維持のまま

明るい未来が待っていないと伝え

誰一人欠けずに残ってくれた

スタッフ達とこの1年間走り抜けました

昨日銀行の担当者と話していて

驚いていました

「たった一年間でこの数字の変化は

稀です」

 

「V字回復でしょ?有言実行したでしょ」と

私は久しぶりに得意になった

 

そう

「有言実行」

言ったからには必ず守る

 

これはスタッフ達と皆で共有してきた事で

 

1月毎に進捗ずれがあれば

どう修正するかを

皆で討議し

実行した結果でした

 

服やの服は幸福の「福」だと

散々言ってきた事

 

その服を生業にしている

この会社に

今一度

潤滑油を皆で差し込むと

ものすごい勢いでまわりはじめてくれました。

心さえ折れなければ

なんとかなるものです

会社も舗も生き物で

我々の分身なのですから

弱気になると

すべてが連動して

歯車がさび付いてきます

9期目は本当に得るものが大きかったです

さあ

10期目

円安真っ只中

アパレル業界も変化しなければいけない時

近い将来

セレクトショップという呼び方が

とてもださいものに変わると

私は思っています

 

それぞれのコンセプトの元

人様のライフスタイルをどう豊かにしてゆくか?

今後の弊社のスローガンです

我々はブレる事無く販売力ではなく人間力で

服を売ってゆきたいと強く思っております



今期も宜しくお願いいたします。