1ユーロの重み | Centotrenta 代表 加藤いさおのBLOG                        

そろそろヨーロッパ出張の季節が

やってまいりました。

€170ですよ

もうどうりゃ良いんですか?

誰かおしえてください

 



我々小売業はもちろんなのですが

メーカーさんは非常に耐え時だと

思うのです

アパレルは1年先の展示会がありましてね

その時我々はサンプルを見て

オーダーをつけるのですが

その時の定価は

リアルタイムの為替レートを元に

メーカーさんは

定価をつけているのですよ

これがこの1年で

とんでもない円安になっているのは

おそらく皆様予想していなかったと思うのです

 

しかし設定した定価を変えるわけにはいかない

我々小売業はその定価を元に

バイイングしているので

時勢と平行して定価を変えていたら

プチパニックになると思うのです

それを一番理解していらっしゃるのが

メーカーさんなので

為替が変動しても

価格を変えることができないのですよ

 

おのずと粗利が少なくなって

大打撃を受けていらっしゃるだろうなと・・・・

 

ヨーロッパの商品は

日本では出せない

色や独特の粗いがどこか色気のある縫製

日本では見たことのない商品たち

そして価格

一昔前は

それがひとつのステイタスだったわけです

この構図が

変わらざる得ない所に来ています

 

輸入商品が今後どうなってゆくのか

とてつもなく高い代物として変貌してゆくのか

 

我々も変化しながら

この円安を乗り切らねばなりません

 

それでも

海外に行く理由

やはり

まだ見ぬお宝を探しに行ってしまうのです

 

ニントモカントモ・・・・・・