Kill BILLの | Centotrenta 代表 加藤いさおのBLOG                        

私は

タランティーノ映画が好きだ

時にはシリアスの中に

少しの笑いの要素

ファッション 音楽 その時代のカルチャーを

少し現代風に落とし込み

全てがミックスされて

「流石だなあ!」とため息がつく


先日の東京出張の時

私が10代の頃から

ずっと頭が上がらなく

心底尊敬する師匠に

ご飯をご馳走になった。


「加藤、もう少しだけ飲み直さねえ?」

こんな会話をする関係になるなんて

30年前の当時の私も師匠も

考えてもいなかっただろう

当時の2人は

プライベートは絶対に

交わる事のない

世界を生きていた。

それが

少し交わるようになったのは

互いに

歳を取ったせいなのか

縁とは凄いものだなと

痛感する。


しかしその日は日曜日

あの豪雪の前日の事


どこも開いてない


取り敢えず

タクシーに乗り込み

246を走る

「さっき話してた

キルビルのロケ地になったところ

行ってみたいです。」


「あ、権八、そだね

そこ行こう、若い時よく行ったわ」


入店して

鳥肌が立った


「師匠、まさしくキルビルの

世界です!」

あの名シーン







「そだね、加藤好きだもんなあ」


「はい」


キルビルの世界そのまんまで

ワクワクした。


それ以上に

師匠との話しに

胸が躍った。


どんな人?

と聞かれると


めちゃくちゃ怖いし

めちゃくちゃ人見知りで

めちゃくちゃ優しい人で

そして天才


と簡潔に答える事にしている

それがしっくりくる

そんな人だ。