地獄のトランジット | Centotrenta 代表 加藤いさおのBLOG                        

おはようございます

加藤です

 

きっちり時差ボケなので

ブログを書いています

只今、フィレンツェは午前6時です

 

今回、私は初の試みで

伊丹空港⇨羽田⇨パリ⇨フィレンツェ

伊丹は7時のフライトでしたので

朝5時に自宅を出発しました

生後7ヶ月の息子を妻に任せて

海外に行くのは後ろ髪引かれる思いですが

今回は絶対に来なくてはならない

大切な商談が控えているので

日本を出る決意をしたのですよ

 

先ず国際線に慣れている私ですが

国内線には限りなく不慣れで

搭乗2時間前は

空港には絶対に着いていなくてなならないと

経験が私を大きくしてくれました・・・・

5時半伊丹着

 

真っ暗・・・・・

なぬ〜〜〜〜??

 

玄関前に行くと

空港は6時からに手続きになりますとん

アナウンスが書かれていた

 

外、無茶苦茶さぶい

辺りを見渡しても

 

何もねえ・・・・

 

大きなスーツケースを引いて

駐車場の方に向かうと

自販機の明かりが

 

ブラックコーヒーを

求め

がちゃんと出てきた

ボスブラックが

「コールド」だと知る

 

南極でアイスコーヒーを飲む猛者な気分ですよ

凍えながらアイスコーヒー

幸先悪い・・・・

 

ようやく空港に明かりがつき



チェックインする

羽田 パリの乗り継ぎ時間が

1時間少し

日本国内と言えど

わたしゃ、いや〜〜な予感がしてたんですよ

この時に

 

羽田に着くと

無知な私は一度でてから

シャトルバスに乗って

国際線ターミナルに行くことを知る

 

「これ・・・荷物検査混んでたら

終わりやな」と思っていた不安が的中

 



なんじゃこりゃ〜

絶対間に合えへん・・・・

 

体感的に2時間かかるぞこれ

 

その辺に居たJALの方に

「フライト間に合わないんですけど

なんとかなりませんか?ファーストトラックとか

無いんですか?」

 

「申し訳ございません皆様お並びですので」

 

「ああ。この子はあかん

マニュアルという魔物に取り憑かれておる」

 

ダッシュで

権力ありそうなJALの方を探す

「あの。フライト絶対に間に合わないんですよ」

 

「それは大変です

パスポートの自動登録されてますか?

顔認証して出国できます

そこなら空いているはずです」

 

「NO~~~そんな時間ねえ」

 

またダッシュで

JALの方を探す

 

「あの、貴方で

JALの方にお尋ねするの

3人目です絶対に乗り遅れてしまいます

どうか、解決法を」

 

「これは間に合いませんね

かしこまりました付いて来て下さい」

 

その方に付いていく

客室乗務員の方々が出国するレーンがある

その方が状況を説明すると

快く入れてくれた

 

「これでお荷物検査して申し訳ないのですが

お急ぎください」

 

すると

後ろから一人の女性が話しかけてきた

 

「あの、伊丹から同じだったのですが

私もどうして良いかわからなくて

さっきから走って交渉されている姿を見て

藁にも縋る思いで付いて来たのですが

私もどうすれば良いか・・・・・

「あ?パリ行きですか

ここに並んでいたらかなりの時短になるはずです

一緒に並んでください」

 

「良いんですか?」

 

「もちろんですよ」

 

その矢先

お局様っぽい女性が

「あの、お客さまこちらは

一般の方は並べないレーンでして

彼方にお並びください」と

また元に戻そうとするので

「いえいえ、御社の方にこちらに連れてきて

いただいたのですよ

親切な対応に感謝しています」

とお局様に嫌味をピシャリと言い

「気にせず並びましょう」と

その女性の方と並び

手荷物検査で

状況を説明すると

「それは大変ですねお急ぎください」と

とても親切でした

 

パスポートチェックを終えると

ほんまにギリギリに間に合った

 

その女性に何度もお礼を言っていただき

いえいえ、お互い良かったですね

危なかった〜〜〜〜〜〜と

私もほっと一息

 

数々のこういう

トラブルは海外ではありましたが

まさか日本で・・・

 

親切な方に最後当たって良かったですが

泣き寝入りしていれば

大変なことになっていました

 

そして

パリに向かい



24時間後フィレンツェに無事到着しました

最後の難関

ロストバゲッジ回避



「出てこい、出てこい・・・

きたーーー!」

この瞬間は何年経っても

緊張しますね笑


 

いや〜長かった

 

東京経由は

もう絶対にしないと心で誓いました・・・・

 

皆さんトラブルはつきもの

きちんと意思を明確に表示することが大切です

乗らなければ航空券は紙切れになりますし

荷物も積んでいるので

悲惨な状況になり得る出来事でした

 

エミレーツからフィレンツェに入国した

坪川と合流できたのは

夜の9時



お互いヘロヘロになりながら

馴染みの店でピザを食べて

そして

今日からの戦いに挑みます。

 

頑張ります!!