バイイングに交渉はつきものだ
私の持論は 相手がプレゼンかけてきたプライスを鵜呑みにするほど
勿体ない事は無いと
この18年の経験で交渉してアタリマエが
己の血と骨になっている
「目をみたら、あ、吹っかけてるな」とわかる 笑
そうすると
わたしゃ余計に全身にアドレナリンが流れる
石橋もその事をBLOGに綴っているが
石橋BLOG→冴え渡る鬼の辣腕
いかに
「ギャフン」と言わせるか
以前も書いた事あるが
相手にディスカウントを要求することで
弊社直輸入商品達のプライスが決まる
直輸入商品はプライスを自社で決めるので
メーカーさんがあらかじめ上代(定価)を決めているわけではないので
一番難しい
いかに 「お~これがこの価格?」と思って頂けるか
双方、カケヒキが繰り出され
いかにその場で
優位に立つか
時には熱く 時にはフレンドリーに
そして時にはゴリンゴリンに
「隣で石橋が、苦笑いしているのもわかっている 笑
だが、一度スイッチが入ると
いや、ここまで絶対下げてもらわねば
商売やめるという覚悟で挑まねばならない」という思考回路に変わる
「おまえはナポリターナか?」と交渉相手から
今回よく聞いた 笑
ナポリ人は生粋の商売人らしい
最後らへんは
自ら
「アイム ナポリターナ」と言ってましたもん 笑
バイイングも現場も同じ
あるものをそのまま仕入れるのではなく
絶対になにか付加価値をつけてもらうのが
バイヤーの使命
あるものを売りっぱなしではなく
買ってもらったモノに対して付加価値を
お客さん楽しんでもらうのが
現場人の仕事
売りっぱなし
買いっぱなし
そう「ぱなし」からはナニも生まれないのだ
PS 以前中国の方が入店してあまりにもしつこくディスカウントを要求するので
「NO」と強く言うと
その方は
「ファックユー」と言って立ち去っていきました
世知辛い。