私の実家は、古代から戦後にかけて、繰り返し干拓が行われてきた場所にあります。
それもあって、地域の町名が新たに付けられたもので、強いて言えば、とても…かわいい。
海を彷彿とさせる名前も多いですが、近代風の名前も多いのが特徴的です。ひらがなの町名もあって、なんともいえず、可愛らしい。
新しく作られた町には、その時代に合わせた名前がつくこともある。新しい町には歴史はないかもしれないけれど、そこから歴史を作っていく楽しみがあります。
南スウェーデンに、ルンドという素敵な街があります。いろんなご縁で、ここにも自分のルーツができました。
ある晩夏、初めてその街を訪れた時、通りの名前に目が行きました。
町、という日本のような区切りはないけれど、ヨーロッパには通りに名前がついている地域が多いです。まるで、京都のように。
…で、どんな名前だったかって?
朧げに覚えた単語が並んでいて…
え、待って、なんでそんな名前なの?!
その地域は「ブラネート・スターデン(Planetstaden)」という名前で、日本語では「惑星都市」という名前。
各通りには、星座や天文系の名前がつけられているんです。
…素敵にも、程があるよね?
「じゃあ、おばあちゃんのお家は、何通りにあるの?」
「Lilla Björnens Gränd。」
「えええ、めっちゃかわいい!じゃあ、おばあちゃんちで、待ち合わせとかする時って…」
「今夜、『こぐま座通り』で会いましょう、かな?」
…今夜、こぐま座通りで会いましょう。
なんだか、素敵なことが起きそうな、夜!
