最近、本能寺の変に関する本を二冊購入した。

一冊は、大変お世話になっている方から勧められた
『本能寺の変431年目の真実』という一冊。http://goo.gl/tbWZTS

もう一冊は、今今書店で衝動買いした。
『本能寺の変 秀吉の陰謀』と言うもの。http://goo.gl/qRNXnC

今、他にもあれやこれやと読んでいるので
前者もまだ、部分的にしか読んでいない。

この二冊は、正月にでも読むとして、
20年ほど前に読んだ、書物から私は秀吉犯人説が
頭にこびりついて離れない。

うろ覚えだが、
それに書いてあったことは、ざっとこうだ。

著者は陶磁器の専門家でもあった。

当時の本能寺は場所を移され
そこには確か小学校か中学がある。

その増築の際に、発掘調査が行われ陶磁器の欠片が出てきた。

著者がそれを見たところ釉薬の熔け具合からして、
本能寺は爆破されていると言うもの。

つまり、単なる火事ではない。

そこから本能寺の謎解きが始まる。

今日は時間がないので
著者が不思議に思ったことをざっと書き記す。


①爆破となれば秀吉。

秀吉は尾張中村の出身で「ワタリ」と呼ばれる一族の出。
ワタリとは、小作人になれない身分で藩を渡り歩くの意。

そういう関係上、手に職を身に付けていた。

一夜城、水攻めなどなどは、
建築や土木技術に長けていなければ出来ない。

手に職の一つだ。

となれば、火薬を作ること等訳がない。

爆破出来ると言うことだ。

そんな彼らが、
光秀の家紋「桔梗」の旗を作ること等は朝飯前。

そういうことだ。

お解り頂けるだろうか。


② 明知狩り

著者によると秀吉は、明知に関係する者を皆殺しにした。

私の住む恵那市にも明知町と言う地名があるり、
光秀祭が行われ、光秀の生まれたのはここであると言っている。

他にも、同じように明知と言う地名があり、
こちらが本当の出身地と言っている。

名門明智家のルーツなど完全にはっきりしているのに
そう言い合っているのは、明知狩りの成せる技と言うもの。

歴史は勝者によって作られると言うことだ。

中国大返しも、毛利に渡る筈の「信長死す」の
手紙が、秀吉に渡るのも、話しが出来過ぎている。

他にもいろいろあったが、
まぁ、ざっとこんな様な内容だった。


これから忘年会。時間がない。

強制終了で失礼。

そんなバカな、
と思われるだろうが本当のことだ。


大分県や佐伯市などが
先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の六曜が入った
カレンダーや冊子を作ったところ、差別に当たると
クレームが付き配布を中止し、何千何万冊を破棄
すると言う信じられんニュースが入った。
http://goo.gl/CoZFl8


一体、六曜を記すことが
どうして差別に繋がるのか、私には全く理解出来ん。

恐らく私ばかりではなかろう、
限りなく100%に近い日本人は理解出来ないに違いない。

迷信だろうがなんだろうが、
信じようが無視しようが、そんなもん関係ない。

古くから伝わる、日本人の心の伝統だ。

こんなイチャモンを付ける奴は、もちろん許せん。

同様にそんな馬鹿げたクレームを
受け入れる役人も許されるものではない。

私は、大分県民でなければ佐伯市民でもない。

しかし、これは遥かに度を超している。

よそ者かどうかなんか関係ない。
これは日本人の心と伝統を破壊しようとする悪質なテロだ。

一体、誰がどんな理由で差別と言い掛かりをつけ
どの役所のどの課のどの役人がどの様な経緯を経て
配布を中止し破棄と決めたのか?


全てを徹底的に明らかにして、クレーマーにも役人連中にも
それ相当の厳しい処置をしなければ、馬鹿げた風潮が広まる。

こんなテロとテロリストの要求をのんだ役人を放置してはいけない。

日本国がおかしくなる。

自民党の宮崎某とか言う衆議院議員が
育休を取得したいとトンチンカンなことを言い出した。

サラリーマンと勘違いしてもらっては困る。

何故ならば、私の認識では
育児休暇は、雇用保険から支払われる筈だ。

よって、雇用保険に加入できない
個人事業主や会社経営者には適用されない。

無論、国会議員然りだ。

つまりは、サラリーマンの特権みたいなものだ。

人数が適性かどうかは、ここでは放っておいて、
国会議員は日本国中に数百人しかいない。

その数百人の仕事とは、
山積する諸問題にどう対処すべきか議論することだ。

育休もその一つだろうが、
議論するのが仕事である者が休んでたら始まらない。

全く立場が解っていない。

もし、私が衆院議長なら、この輩にこう言う。

「よし。育休を認めよう。だが、育休期間中に
解散があっても育児に専念しろ。選挙に出ることは許さん」、と。

そんな覚悟はなかろう。

日本国憲法第7条には、
天皇の国事行為が一から十まで記されている。
http://goo.gl/IWRJCQ

 

その(二)には、「国会を召集すること」とある。
よって、国会の開会式には天皇陛下がご臨席される。

マスコミは、全く報道してこなかったが、
「護憲」と「憲法を守れ」が金科玉条の日本共産党の国会議員は
その開会式を70年間に渡ってボイコットし続けてきた。

「天皇制反対」は、「憲法を守る」に勝ると言うことだろう。

そして、今日。

その共産党が来年1月4日の
開会式からは出席すると突然言い出した。
http://goo.gl/kbq2YC

「手のひらをひるがえす」とは、正にこのこと。

あまりにも見事な、ひるがえしぶりだ。

お見事過ぎて、苦労性の私などは、
共産党の国会議員全員が、手首を複雑骨折して、
ぶらぶら状態にでもなってしまったのではと心配したほどだ。

しかし、よく考えれば心配することなどなかった。
完璧な一枚岩で上意下達を旨とする日本共産党だ。

かの国同様、1人が手のひらをひるがえせば、
全議員、全党員が、「右向け右、前へ進め」の党だった。

全員が骨折などと心配した、私がバカだった。

まぁ、魂胆は見え透いているが、開会式に出席することは
国会議員として当たり前のことであり、良いことである。


しかし、だ。

云々かんぬん、手のひらを翻した言い訳こそあれ、
今までボイコットし続けたことへのお詫びも反省も一切ない。

今年までの欠席の70年間も、
来年からの出席も、全て正しい。

正しいのは、常に俺様だと言わんばかりだ。

あんたら、一体全体、なに様?

なんやね、この超・上から目線は?


昨日に続いてだが、
本をペラペラと捲りながら思い出した順に書くので
あっち行ったり、こっち行ったりするがお許しあれ。


観光は、各国が最も力をいれている分野であるのに
対して、我が国に「観光庁」が出来たのは、つい数年前、2008年のこと。

この一つを見ても
我が国は観光は後発国のやることと言う、観光軽視の思想があった。

その結果、どこのまちにも規制が敷かれず街並みは崩壊してしまった。

だが、この問題はやる気になれば今からだって出来る。
ワルシャワなどは戦争で焼野原となったのを昔の様に復活させているそうだ。

あと、ゆるキャラとか言っているが、
それはそれで良いにしろ、海外の大人がそれを来日目的にするとは思えない。

さて、2013年調べの
海外から観光客が訪れる順とその国の人口を記す。

1位のフランスを訪れる海外からの観光客数は8500万人。
人口は、6600万人だから人口の約1.3倍だ。

2位はアメリカ、観光客7千万人。人口3億2000万人。
3位、スペイン、6千万人で人口4千600万人。

そして我が国のそれは、26位。
人口1億2000万人で1036万人。人口の約1%以下。

フランスを訪問する比率を日本に当てはめると
我が国に1億5000万人の外国人が来ることになる。

国々が点在するヨーロッパ大陸の中の一国と
極東アジアの島国では、当然条件が違う。

しかし、同じアジアでも
雨季があって気候的ウイークポイントを持つ
タイへは日本の2.5倍の2650万人が訪れている。

札幌の半分しか面積のない香港もほぼ同数だ。
カジノを集客手段とするマカオは、1.427万人。

人口が日本の半分以下の
韓国でも1.218万人と日本よりも多い。

そして落とす金も違う。
日本への旅行者は、多い方から台湾・韓国・
中華人民共和国、香港の順。

一番お金を落としてくれる
欧米からの観光客は日本へはあまり来ない。

タイと日本を比較すると佳く解る。


イギリス人の訪タイ客は訪日客の4倍。
オーストラリアのそれは、3倍。
ドイツ人が5倍。
フランス人は8倍。

アメリカ人だけトントンって言ったとこだ。

タイだけでないのだが、どの国も
文化財保護や街並みの景観に莫大な金を使って
観光客を呼び込み国家の収入源としている。

それに比べ日本は、文化財を保護すればそれが
観光資源となることに気付いていない。

数日前に書いた
「名古屋城天守閣木造復元計画」だってその一つだ。
http://goo.gl/arvslO

兎に角、我が国の観光はワンパターンだ。

どっか混雑したところへ行くには長蛇の列に並ばなければならない。

しかし、世界の観光地では、その混雑をビジネスにしている。

例えば、今年開かれたミラノ万博の入場券は41通りに分かれていて、
一番安いのが670円。最高は、2万5000円だそうだ。

時間を売ると言う発想だ。

普通列車と新幹線では値段が違う。
グリーン車もあれば自由席もある。


当たり前だが、日本の混雑した観光地には
こういう発想が欠けている。


まだまだ、日本が観光に対して不足している点を
いろいろと紹介したいが、あとはこの一冊を是非お読み頂きたい。

最後に、私がこの本を読んで最も驚いたことを載せて、終わる。

東京でオークラや帝国ホテルと言った
我が国を代表するホテルの最も値の張るスィートは30万円ほどだそうだ。

しかし、世界には72億人が住む。
その中には、30億円以上の金融資産を
持つと言う大富豪が17万人以上いる。

30億円とはいかないまでも、
それに準じた金持ちはその何十倍もいる。

彼らは、海外へ出まくる。

だが、日本へは殆ど来ない。泊まるホテルがないと言う。

彼らが停まるホテルは、4万ドルから8万ドル。
1ドル120円で計算すると、一泊480万円から960万円だ。

アトキンソン氏は、観光には「幅」が必要だという。

一泊1万円のホテルに泊まる観光客を1000人集めるのもいいが、
何百万円の部屋にしかと成らない客にも対応することも大切。

あれもこれも。「も」がキーワードだ。
世界の観光大国はこの「も」のオンパレードだ。

あのベルサイユ宮殿「も」部屋を貸す。
そこで晩餐会も可能だそうだ。

因みに、部屋代は1500万円だと言う。

あのビッグベンのあるイギリスの国会議事堂も然り。

ベルサイユ同様、部屋貸ししてくれる。

もう一つ、追加して書いておく。

文化財に興味をもつ観光客は
パリでもロンドンでもアテネでもバンコクでも
平均10万円を消費すると言うデータが出ている。

では、我が国文化財の宝庫とされる京都では幾ら使われているのか?

僅か、1万3千円だそうだ。
金を落とさせる仕組みがないからだ。

しかも、たったの200万人。

フランスを訪れる外国人の半分が
パリへ行ったとしても、その20分の1以下だ。

実にもったいない。
話題のデイビッド・アトキンソンの
『新・観光立国論』を読んだ。http://goo.gl/ThlCZX


目からウロコ。

氏の言わんとすることは、
日本は観光を「産業」として捉えていない。

日本の観光は、宝の持ち腐れと言うもの。

現在、1300万人の外国人観光客が来て喜んでいるが、
観光日本のポテンシャルはそんなもんじゃない。

観光が占めるGDP比率は、
世界平均が9%であるのに対し日本は僅かに2%しかない。

日本のGDPを500兆円とすると、世界平均まで
持って行けば、我が国のGDPは35兆円は増えることになる。

氏、曰く。

外国人観光客を誘致する4条件は、気候・自然・文化・食事。

日本は、この4条件を全て満たす稀有な国である。

ところが、治安・マナー・おもてなし交通機関の正確さ
などをアピールしているが、これらは的外れ。

これらは、みな大切なことではあるが、
わざわざ金と時間を使って海外まで行って、その国の
治安やマナーを楽しみに旅行するひとなどいない。

立場を置き換えてみれば解る。

我々が海外へ行きたいと思うのは、
常夏の国のビーチへ行きたい、アルプスでスキーをしたい。(気候)
グランドキャニオンを見たい(自然)
モナリザやゲルニカを見たい(文化)
アイスバインを食べたい(食事)などなどが主目的に成る。

書き出すとキリがない。

今日は、あと一つだけ
全世界の海外旅行者数のデータを記して終わる。

1950年・・・・2500万人
1980年・・・・2億7800万人
1995年・・・・5億2800万人
2013年・・・・10億8700万人

そして、今のペース年平均3.3%増加から計算すると、

2030年・・・・18億人となると推測されている。

やり方次第で、日本への海外からの観光客は
この2030年までに、8200万人。

GDPを8%押し上げるとアトキンソン氏は主張する。

私は満更ではないと、思う。

2992件の文化財があり、観光日本のメッカである。
京都への外国人観光客数は、200万人。

それに比べ、大英博物館は年間670万人。
そのうち、外国人観光客は、420万人。

なんと一つの博物館が京都の倍以上の
外国人観光客を捕まえていると言うことだ。

因みに、京都とならぶ文化の宝庫、奈良。

この街への外国人観光客は、驚くことなかれ。

大英博物館の18分の1。

たったの23万人である。

私の住む恵那市には恵那峡と呼ばれるダム湖がある。
http://www.kankou-ena.jp/enakyo

今回はその恵那峡が出来た経緯を記した。

文章の流れから紹介しなかったが、
この恵那峡とシクラメンは大きなつながりがある。

当時、我が国にはダムのエンジニアが不足していた。

そこで、アメリカから助っ人として
4人のエンジニアを呼んだ。

そのうちの一人の奥さんは、ドイツ人だった。

その彼女の故郷と恵那の気候は至極似ていたそうだ。

そして、彼女がこの恵那で私の故郷に咲く花
シクラメンを栽培してはどうかと、提案。

シクラメンの種を送ってくれと言う彼女の手紙がもとで
ドイツを出たシクラメンの種は、船便で二か月かかって恵那に届いた。

こうして、日本で初めてシクラメンが栽培された。

そう。ここ恵那はシクラメン発祥のまちである。

毎年12月初旬には、シクラメン祭りも開催される。

このお祭りが始まって以来、
わが社では暮れのご挨拶にこの花を届ける様になった。

先週180鉢のシクラメンが届き、会社の玄関に並んだ。

まだ、半分ほど残る。

「シクラメンのかほり」が一面に広がり自然と、口ずさむ。
https://goo.gl/VLCNWH

前置きが長くなった。

では。

大井ダム(恵那峡)と大倉喜八郎

 

大正13年。
総工費1952万円。
延べ人数146万人と言う莫大な資金と人を投入し
難工事の末に我が国最古のダム式発電所、大井ダムが完成した。

このダムがせき止め出来た湖。それが恵那峡である。

このダム建設の中心人物は、
福沢諭吉の娘婿で日本の電力王と呼ばれた福沢桃助。

発注者は桃助自身が社長を務める
大同電力、現在の関西電力であった。

今日とはまるで価値観の違う大正末期の1952万円が
どれほどの価値であったかをイメージすることは容易ではない。

それを推測する目安として当時の物価を調べてみた。

私が検索したサイトには、国家予算16億円。

大卒初任給円50円。新聞一月分1円20銭。タバコ一箱7銭。
ガソリン1リッター39銭。米一升60銭。

上野・青森間の鉄道運賃7円23銭。
帝国ホテルの宿泊料シングル8円、ツイン14円とあった。

最初に記した国家予算16億円を現在の90兆円と比較すれば
リニア建設との比較が出来るのではないかと電卓を持ち出したが、
私が愛用する安物では桁数が足りなかった。

何はともあれ、当時の1952万円は天文学的数字であり
大井ダム建設は、大正時代はおろか我が国建国以来
最大の国家的プロジェクトであったことが伺い知れる。

さて、今日これから書くことには確たる証拠はない。

私の推測ではあるが、かなりの確率で正しいと思う。

それは、福沢桃助以外にもう一人大井ダム建設に
欠かすことの出来ない陰に隠れた人物がいたに違いないと言う話だ。

その人物とは、明治・大正の実業界の雄と言われた大倉喜八郎である。

この建設を発注したのは大同電力であったことは既に記した。
注目すべきは桃助が選んだ施工会社だ。

当時これほどの大プロジェクトを完成しうる技術力と資金力、
そして政治力を有したのは、この会社以外にはなかった。

その会社とは大倉喜八郎が創業した日本土木株式会社であった。

後の大倉土木、現在の大成建設である。

大倉喜八郎は、戊辰戦争をきっかけに巨万の富を築いた。

晩年の彼が教育や公共事業に惜しみなく私財を投じ
大倉商業学校(現東京経済大学)や鹿鳴館等の設立に
尽力したことは良く知られている。

それらの業績の中から一つのエピソードを紹介しよう。

それは、帝国ホテルの新館建設にまつわる経緯だ。

当ホテルは、外国からの貴賓の宿泊先として
明治新政府が財界に建設と運営を依頼し明治23年に竣工した。

そして大正5年には、新館の増設が計画され、
設計は巨匠フランク・ロイド・ライトに託された。

この新館建設の当初予算は150万円。

しかし、完璧主義者ライトは設計変更を繰り返し工費はとめどもなく膨張し、
当初予算の6倍もの900万円と膨れ上がった。

途中何度も資金不足にぶつかるが、
その都度喜八郎が工面し、大正127月に無事完成した。

そして、その二か月後の91日大変な事態が生じた。

関東大震災だ。

一瞬にして東京は焼け野原と化し、
建物と云う建物は全滅状態であった。

だがライトに任せた帝国ホテルだけはビクともしなかった。

この一件で大倉喜八郎の株は一気に上がった。

さて、大井ダムにも
彼の私財が投じられていたかどうかは調べる術もない。

だが、関東大震災の影響から融資がストップ。
あわや建設中止かと言う大ピンチに陥った。

桃介は東奔西走した。

自らアメリカにまで出向き資金援助を受け何とか完成に至った。

その桃助が最も頼りにし相談を持ちかけた人物とは、誰か。

喜八郎であったに違いなかろう。

名古屋の河村市長が
名古屋城の天守閣を木造で復元したいと訴えている。

この市長・・・・

わざとらしい名古屋弁を使って
パフォーマンスが多くてどうしても好きになれない。

自らを過大評価しておおさか維新と比較したがるが失礼千万。

橋下市長とは、器が違いすぎる。

松野某といい勝負。

そう言えば二人共通点がある。
そう。それは元民主党っていうことだ。

まぁ、それは置いといて、
私の友人なんかは河村市長の唯一最大の功績は、
ソフトドリンクしかなかったお堅い東山動物園内の食堂でビールを
出せるようにしたことだ、などと皮肉っていたほどだ。

だが、今回ばかりは、私は、河村市長を支持している。

もともと名古屋城は、江戸初期に家康の命で造られた。

それが先の大戦で焼失。

その後、鉄筋コンクリート造りで基の図面に沿わない
最低の建物が復元された。

現在それが耐震性の問題で補修が求められている。

補修で済ませば、費用は29億円。

木造で復元すれば270億から400億円掛かるが、
焼失前の実測図が完全に残されているので、
江戸時代の城をそのまま寸分たがわず復元できる。

江戸時代の城で完全復元できるのは名古屋城しかないそうだ。

つまりは、世界に一つのものとなる。

そしたら、頭を使えば
その投資は、十分にペイする。

今の鉄筋コンクリートのモノなんか何の価値もない。
偽物をいくら修復しても本物にはならない。

少し古い資料だが、以前読んだ本で
私の敬愛する桜井よしこ女史が日本の歴史的建造物に対する
思いの欠如を嘆いていた。

女史によるとイギリスはイングランドだけで国が保護している
文化財建造物は44万1118件。

歴史が浅いアメリカでも5万1954件。

フランスは3万6948件。

それに比べ、文化財の宝庫である
我が国は2144件とケタ外れに少ない。

欧米と比較し20分の1から200分の1と言う少なさだ。


昨日、最近話題のイギリス人アナリスト
デイビット・アドキンソン氏の本を購入した。

まだ目次と面白そうなところを少しかじっただけだが、
氏の指摘は世界の観光産業は世界全体のGDP比の9%もあるのに
日本のそれは、僅かに2%しいかない。

フランスを訪れる外国人訪問者は日本の8倍以上。

札幌と同じ面積の香港でも日本の2倍。

その差は、もろもろの取り組みの差だが、一番は金の使い方だ。

アトキンソン氏は、観光日本は無茶苦茶ポテンシャルがあると説く。

パリ、ロンドン、ニューヨーク、などなど
世界の主要都市の最大産業、それは観光である。

岐阜新聞のコラムに「国の借金は国民の資産」
http://goo.gl/ACw6q6

を記したところ、いろいろな方から、今も連絡をもらう。


「そうだったのか新聞にダマされていた」と言う人、
「解るような解らんような」と言う人、
「マスコミには頭に来る。もっともっと書け」と言う人、等々。

そんなことから、岐阜県経済同友会で一年間連載している
この欄「春風秋霜」でコラムには載せきれなかったことを
先月に続いて書いた。


もしかして、同友会のメンバーで
会報を読んでいるかたもおられるかと思うが、

その後、勉強したことも少し付け加えたので、
会報には載せなかったデータ(利払いの対GDP比)も加えた。

では。

「焦眉の急は、デフレ脱却」

 

前号に、メディアの「だまし記事」が
消費増税や緊縮財政が必要とか日本はデフォルトする、
ハイパーインフレが襲うなどと言った誤った世論を形成し、
それがデフレ経済からの脱却にブレーキをかけていると記した。


今回は、それらが如何に荒唐無稽な理論であるかを記す。

1998年以降にロシア、エクアドル、アルゼンチン、
ウルグアイ、アイスランドの
5カ国がデフォルトした。

それぞれの国の借金の
GDP比率を年度順に記す。

1998
年ロシア52%。1999年エクアドル66%。2001年アルゼンチン45%。
2002年ウルグアイ58%。そして、2008年アイスランド96%だ。

5
カ国ともGDP200%と言われている日本よりも断然低い。

では、何故デフォルトしたのか。

上にあげた国々は、自国通貨に信用がなく、
ドルとか円といった信頼される外貨で国債を発行せざるを得なかった。

国債は満期が来れば発行した通貨で返す必要があるが、
それが出来なかった。

どこの国も外貨の発行権を有しない。

よって、返済不能となった訳だ。

この様にデフォルトの原因は常に外債であり、
内債でデフォルトした国など聞いたことがない。

国債の信用度は、金利に表れる。

信用度が高くなればなるほど金利は安くなる。

世界で一番国債金利の安い国をご存じだろうか。

日本とスイスだ。

因みにドイツはざっと日本の2倍。
アメリカやイギリスは4倍、ロシアは30数倍だ。

政府の利払い対GDP比率も日本は飛びぬけて低い。

アメリカ1.8%、イギリス2.3%、イタリア5.3%に対し
我が国のそれは、1.3%と世界最低水準だ。


加えて、我が国の対外純資産326兆円は世界で断トツ。
23年連続で世界一の債権国である。

外貨準備高も世界第二位。

ドイツの6倍。アメリカの10倍も保有する。

そんな国が橋本内閣の失政以来デフレに陥っている。

それからの脱却は焦眉の急だが、
それに水を差す消費増税や緊縮財政など常識を逸している。


もう一つ。ハイパーインフレに関して。

ビスマルクの言葉に、
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とある。

ここは賢者となって歴史から学ぶべきだ。

第一次世界大戦後に、
なぜドイツにハイパーインフレが襲ったのかを学べば、
現在の日本には起き得ないことが理解出来よう。

そもそも、インフレとは需要が供給を上回ることだ。

敗戦国ドイツはベルサイユ条約で莫大な賠償金を求められた。
しかし、それはドイツの支払い能力を遥かに上回る額であったため、
支払いが滞ってしまった。

それに怒ったフランスとベルギー軍は、
ドイツ経済の心臓部で石炭の宝庫であったルール地方を占領した。

今度は、ドイツの労働者が進駐されたことへの
対抗処置としてゼネストに入った。

ドイツ政府もゼネストを支持し、労働者に多額の援助金を支出した。

仕事をしなくても政府が所得を保証してくれるからゼネストは続く。

こうなると、生産能力は崩壊してしまったが
収入は落ちないから購買意欲は衰えない。

その結果、需要が供給を遥かに上回り、
ハイパーインフレとなっていった。

現在の日本は、需要が供給を下回っている状況だ。

そんな中でドイツに起きたようなことが起き得るだろうか。

仮に、あるとしたらこんな風だ。

どこかの国が日本を占領して海上封鎖し日本の輸入を完全にシャットアウトする。
すると我が国の供給力は壊滅的な打撃を受け国中に失業者が溢れる。

その時に失業者に対して日本国政府が莫大な生活保障をする。
そうなればドイツと同じ経路を歩み得るが、あまりにも馬鹿馬鹿しい。

長くなった。

前号からの結論を記す。

今の日本経済にとっての
最重要課題は20年も続くデフレからの完全脱却である。

しかし、恐ろしいことに日本が良くなることを望まない人々も存在する。

御用学者も無知蒙昧なメディアもいる。彼らは信ずるに値しない。

経済のみならず、政治然り。

彼らが発信する情報には、疑いの目を持って接してもらうことを望みたい。

是非とも紹介したい本がある。

ケント・ギルバート氏の
『まだ、GHQの洗脳に縛られている日本人』と言う本だ。
http://goo.gl/rjYyGc

テレビに出ているので、いわゆるタレントと言うイメージを
抱かれる方も少なくないと思う。

しかし、彼はそういう類の人物ではない。

実によく勉強をしており、
アメリカ人の視点でフェアにファクトに基づいて記している。


これを読めば慰安婦問題、南京虐殺、靖国等々
中華人民共和国や韓国の云っていることが如何に
荒唐無稽なことか佳く解る。

その理由もすっきりと理解出来る。


それらを遡ると、
WGIP(War Guilt Information Proguram)
に行き付く。http://seiron-sankei.com/9089

これは、日本人に戦争の罪悪感を押し付けるために
アメリカが、GHQを通じて行った洗脳プログラムを意味する。

戦後、それは、アメリカの権謀術数に嵌まった
日本のメディアや似非知識人によって引き継がれた。

さらにそれを
中華人民共和国や韓国がそれを利用し、再度まだWGIPに
洗脳されている純粋な日本国民や不勉強なマスコミや
文化人(ぶんばけ人)を利用しているっていう内容だ。

これを読んで事実を知って欲しいと思う。

私の今年、イチオシの一冊である。