ライオンズゲート詐欺の酷い手口 | 裏宇宙からの遺言 -悟りと覚醒のプログラム-

裏宇宙からの遺言 -悟りと覚醒のプログラム-

道の道とすべきは常の道にあらず。名の名とすべきは常の名にあらず。無は天地の始に名づけ、有は万物の母に名づく。

今年も酷かったです。ライオンズゲート狂騒曲が…。
スピ界の住民はやっぱり病的なほどにイベント好きなのでしょう。
デタラメな詐欺商法に引っかかってしまう。

ここでライオンズゲートについて、彼らの主張を簡単にまとめてみます。

宇宙のゲートは毎年7月26日に開き、8月8日にパワーが最強になる。
毎年8月8日~8月12日は太陽が獅子座に入り、地球とオリオン座の三つ星をつなぐ位置(銀河の中心)と並ぶ位置に恒星シリウスが入る。
地球が銀河の中心と一直線になり、宇宙と地球をつなぐ宇宙の扉が開く…。


つまり特別な天体配置がライオンズゲートを開くカギだと主張しているのですね?
でもそれって地球から見た天体配置に過ぎないことを知っていますか?

オリオン座の三つ星も、地球から見たときに限って横一線に並んでいるだけです。
3つの星は地球から計測しても距離がそれぞれ大きく異なります。
ですので、横一線に並んでいる三ツ星のように見えても、宇宙の「他の空間」から見たら、バラバラの場所に位置する星たちです。

「星座」という概念自体、地球から見たときの星の配置から想像したファンタジーなのです。

おとぎ話にも価値はあります。夢のあるお話です。
でも夢は夢です。
いい齢した大人がそれを「真実・現実」などと信じているのが恐ろしい…。
子供たちに顔向けできませんよ。恥ずかしい…。

結局ライオンズゲートは数年前の「宇宙元年」イベントの時と同じ発想なのです。
天動説に依拠しています。
でも宇宙科学により天動説は完全に否定されています。

ライオンズゲートとやらで盛り上がる人たちは、小学生レベルの理科の知識さえ忘れてしまったのでしょうか?
情けない大人達です…。


「宇宙の流れ」と呼ぶべきものは頻繁に変動しています。
でもそれは突発的に起こることであり、毎年決まった時期に判で押したように宇宙のゲートが開くことはありません。
地球の磁極すら頻繁に変わり続けています。

毎年決まった時期に地球の自然界の波動が変わりますが、あくまで「地球の自転」が原因です。
宇宙の動きは関係なく、地球の波動は定期的に変わるんです。

地球が自転するから季節が移り替わる。四季があるのです。
ヒントは「季節の変わり目」です。
春分などは特にエネルギーの質が変わりやすいし、人間もその影響を受けています。

日本人は昔からそれを知っていました。
なので季節ごとに特定の祭りやお祝い、特別なお食事などで賑わうわけです。

ライオンズゲートにしても8月8日に宇宙エネルギーが最大級になるとか?
もろに「立秋」じゃないですか!

定気法では8月7日頃(太陽黄経が135度の時)
恒気法では8月8日頃(冬至から5/8年)


ライオンズゲートはそれを太陽系まで広げただけの話です。
そもそも地球が銀河の中心と一直線になることが何故ゲートを開くことになるのか? ぜんぜん説明できていません。

地球とオリオン座の三つ星をつなぐ位置=銀河の中心?
何故それが銀河の中心になるのですか?

結局、根底には天動説から派生した宇宙信仰マインドがあるのでしょう。
数年前に騒がれた宇宙元年とかという茶番劇と同じです。
地球だって立派なひとつの宇宙なのに、天を見上げる感覚で宇宙のことを特別視しているのでしょう。


毎年、ライオンズゲートの時期になると「頭痛が酷くなった」「睡魔に襲われる」などの不調を訴える人が続出しますね。
彼らは浄化反応・好転反応だと思い込んでいますが、本当は違います。

邪気にやられただけです。
ライオンズゲートなどという妄想を信じ、依存したせいで、宇宙の邪霊や悪魔みたいなエネルギーに感応し、不調に陥っただけです。

ですが、ライオンズケートみたいな与太話でも、それを信じる人が多くなれば、アストラル界に強力な信念体系が作られるでしょう。
その影響で本当に毎年ライオンズゲートみたいな現象が起こるようになります。

それは人間が作り上げた信念体系であり、幻影にすぎません。
アストラル磁場の捕らわれの身になったのです。


ですので、事の本質はアセンション妄想と一緒です。
スピリチュアル界隈には、外側にストーリーを作り、それを追いかけ、依存するのが好きな人が大勢います。
だから心に隙が生じる。

その様な人達は、宇宙の魑魅魍魎にとって格好のエサです。魂のエネルギーが食われ放題です。

本当のスピリチュアルは、幻想のストーリーの罠に気付き、真に目覚めることです。
自分自身に在ることです。
ですがこの道はとても地味で退屈だし、辛いことが多いです。

なので彼らは自分自身に向き合う事から逃げ、物語を求め続けるのです。
邪欲そのもの…。
彼らは徹底的に痛い目に遭わない限り、決して目覚めないでしょう。

ライオンズゲートを「宇宙の高次元エネルギー」のように感じられても、本当は邪気に過ぎません。
ヒーラーを名乗るくせに邪気の正体に気付かず、「高波動」などと喜ぶ人達には呆れるばかりです。


彼らの数年前の主張。
2018年、2019年、2020年の3年間は宇宙のゲートが大きく開き、私たちが目覚める最大のチャンスがきていたとか。
そしてこの宇宙ゲートは2020年の春分で閉じてしまう…と説明していました。


2020年の春分で閉じるはずだったのに、また復活して2020年の8月以降もライオンズゲートが開いた…などとお祭り騒ぎをやっている。
今年2023年もそんな騒ぎがあったよね。

その意味が分かってますか?
宇宙元年という詐欺と基本構造が同じなのです。

数年前のことですけど、ある占星術師が「宇宙元年」という妄説を垂れ流し、特別ジュエリーとトリプルアチューンメントという「エサ」を用意しました。金儲けのために…。
そしてそのエサに食いついた人たちがいました。

「元年」と言う以上は、その年限りのイベントとして終わりを告げるはず。
そのはずだった。
でも、味を占めたスピ商売人どもは姑息にも「元年」という概念を「元旦」に置き換えたのです。

元旦なら毎年必ず1回やってくるから、金儲けが毎年できることになります。
もう分かったでしょ?
ライオンズゲート商法が復活したのも同じカラクリです。

彼らはあれこれ理屈をつけて、宇宙ゲートが再び開いた理由を説明していますが、単なるコジツケです。
こんな詐欺に騙されるような連中が「宇宙の高次元エネルギーを受け取る」とか「次元上昇できる」とか失笑モノです。


宇宙を馬鹿にするのもいい加減にしなさい


スピ商売人に騙された連中だって加害者です。
ライオンズゲート物語に心酔し、SNSやブログで積極的に情報発信した人たちは完全に加害者です。

あなたたちの妄想話に触れて悪影響を受ける読者がいるわけですから、言い逃れはできませんよ。
同情の余地はありません。
少しでも冷静に考える努力をしていれば、スピ詐欺師の稚拙な手口に気付けた筈なんです。

一体なにが宇宙のゲートですか?
あなたたちは宇宙を愚弄したんです。
そんな人たちが宇宙ゲートから高次元エネルギーを受け取って次元上昇するとか…笑わせないでください。

あなたがたはアセンションならぬ「デセンション」しています。
来たるべき日に「淘汰」されることが確定しています。


エンライト氏は現役時代、アセンション妄想や宇宙元年詐欺を徹底糾弾していたよね。
覚えていますか?
エンライト氏が最も力を入れたのは量子力学スピリチュアル詐欺の糾弾であり、何本もの検証記事を書いています。

観測者効果」「不確定性原理」「量子もつれ」の意味も理解できない妄想者どもが幼稚なスピメッセージを発信し、人々に危害を加え続けている…。

明日も明後日も…何年たっても、彼らは変わらないでしょうね。
付ける薬なし。
数年前は「風の時代」という与太話に踊らされた人が続出しました。

この人達は本当に学習能力がない…。

かつてエンライト氏が説いていたように、目覚めの時期は人それぞれです。
ライオンズゲートなんて関係ないんです。
そんなものに依存したら、自分にとって最適なタイミングを見失います。沈没するだけです。


関連する過去記事
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今回の記事はエンライト代理人チームが執筆いたしました。


追記
ライオンズゲート・イベントを盛り立てたスピ指導者は数えきれないほど大勢いましたが、特に目につく活動をしていらっしゃったのは、田宮陽子さん、大木ゆきのさん、starseed kuさんでした。

私どもは決して否定しません。
彼らは彼らなりの信念で活動していると思いますので、それは尊重します。
でも自分の行為は必ず自分に返ります。逃げられません。