感情の質を変える | 裏宇宙からの遺言 -悟りと覚醒のプログラム-

裏宇宙からの遺言 -悟りと覚醒のプログラム-

道の道とすべきは常の道にあらず。名の名とすべきは常の名にあらず。無は天地の始に名づけ、有は万物の母に名づく。

喜ぶ。怒る。
楽しむ。
悲しむ。

感情には快と不快がある。

現実世界での生き様をスピリチュアル面から捉える時、「魂」が中心となる。
魂に基づき、現実を幸せに生きる、という事である。

魂の願いは、そのままでは現実にならない。
魂のエネルギーが意識とエネルギー体の各次元層を通る。マインドや肉体レベルの選択・行動が求められる。

その現象化のカギを握っているのがアストラル(感情)である。

感情には連続性がある。
一つの感情が次の感情を呼ぶ。
喜びの感情は次の喜びを呼びやすいし、怒りは怒りを呼び込みやすい。

故に、感情こそが我々の人生を作っているとも言えるだろう。
プラスはプラスを呼ぶし、マイナスはマイナスを呼ぶ。

しかし、現象界では様々な法則が働いている。
「常にプラス感情を持てば良い」というわけではない。
そんな単純な話ではないのだ。

プラス感情云々を楽観主義に置き換えても同じである。
楽観的であり過ぎたために、逆に災厄を呼び込むことがある。

その意味ではマイナス感情も必要である。
マイナスの出来事を想定し、防犯や防災などを心掛けることで、難を逃れるケースが多い。

病気のことを全く考えず、乱れた生活習慣のまま「私は大丈夫」などとタカをくくったために、難病になるケースもある。

毎年、冬にはインフルエンザが流行するが、これも普段から健康的な生活を心掛けることで免疫力が高まり、ウイルス感染を予防できる確率が高まる。

(※あくまで確率の話である。完全に予防できるという保証はない)


ここで重要なのは「何のための人生なのか?」ということである。
貴方は本当はどうなりたいのか?
どんな生き方をしたいのか?

重い病気を患っている人は、なんとしてでも健康になりたいと願い、努力する。
大いに結構なことだが、その願望のみに囚われるのは良くない。
何故なら病気を治すことが人生の目的ではないからだ。

どんな生活をして、どんな仕事をして、どんな趣味を楽しむか?
そこに本来の目的があるはずだ。

故に、その目的の達成に繋がるプラスイメージとプラス感情を軸にする。
その上でマイナス感情も適切に生かす。
これがコツである。


人には色々な感情がある。
仏教では「楽受」「苦受」「非苦非楽受」と3つに分類している。

釈迦の高弟シャーリプトラはその中の「苦」に属する感情や感覚を
「苦々性」壊苦性」「行苦性」
に分類した。

楽と苦には他にもいろんな種類がある。
異なる分類法がある。
有名なものとして上の三種類を挙げてみた。

仏教で言う「苦」とは現代人が考えている苦のみに留まらない。
虚しさや不完全性なども含まれる。



私たちは日々、体験したことを忘れてゆく。
その体験にくっ付いている感情も忘れてゆく。
強い印象を受けた出来事はいつまでも思い出として残るが、日々の細かいことは思い出せない。

だがそれは表層意識の話である。
潜在意識には膨大な記憶がインプットされており、今の貴方を無意識のうちに支配している。

「今ここ」の感情・選択・行動のように見えても、本当は過去の記憶に操られ、同じパターンを演じさせられていたのだ。
操り人形である。

過去の体験と性質的に同じような体験をした時、再び同じような感情が湧き上がる。過去と同じような反応をしてしまう。

これがカルマである。
「辛い」「苦しい」「悲しい」と思い続ける人生。
いつも同じ場所を堂々巡りしてしまう。

自分自身から離れ、ありのままの現実を否定すればするほど、貴方が望まない現象が起こりやすい。
カルマに縛られ、流されたままの人生である。


常に自分にまっすぐであろうと心掛けることだ。
ハートを開くことだ。
天地にまっすぐに繋がり、天とともに動き、地とともに動く決意を深めることだ。

カルマ解消のチャンスは、そのとき訪れる。
何故なら、自分から離れ、ハートを閉ざし、天地に背く生き方こそ、カルマが望んでいることだから…。

貴方が貴方自身に帰ろうとするとき、カルマは「そうはさせないぞ」と邪魔してくる。
この力は非常に強力である。
しかし、邪魔が入る分だけ、カルマの存在に気付きやすくなる。課題を解消しやすくなる。

物事に挫折するパターンを繰り返す人は、そこに解消すべきカルマの課題がある。
「物事を完遂しよう」と決意し、行動を続けてるとき、「もう止めたい」「やる気が出ない」「飽きた」「続けるのが億劫だ」というエネルギーが生じるのである。

そんなとき、挫折する自分を嫌い、責める人は、カルマの罠に嵌まっている。
自分自身を拒絶し、否定しているからだ。現実を受け入れていないからだ。
だから「挫折する自分」というパターンが延々と繰り返される。

嫌った通りの自分であり続けようとしているのである。

どんなに自分が嫌いだろうと、どんなに否定したい現実だろうと、それが現象化している以上、まぎれもない事実なのだ。
故にまずありのままの自分と現実を受け入れ、認める。
それが第一歩である。


私のブログは文字コンテンツのみならず、エネルギー面でのサポートも行っている。
もちろん「貴方が求めるならば…」である。
真に求めるなら、それを受け取れるだろう。

だがそれは、貴方にラッキー現象が起こることを意味しない。
ブログに充填されているエネルギーは数種類あるが、その中心は「天地との真っ直ぐな繋がりを取り戻すこと」である。

貴方のカルマにとって都合悪いわけだ。
故に貴方が天地に曲がったままの選択をするとき、その問題が表面化しやすくなる。

貴方が貴方自身にどこまで真剣になれるか?
誠実になれるか?
それが問われる。


チーム・エンライト