体感もないまま、スピリチュアルの概念に執着してるだけの人は、病的・かつ滑稽な精神状態に陥ってゆく。
たとえば「今ここ」という有名な教え。
これは本来、時間のことではない。
そう。時間は全く関係ない。
だが言葉の表面に囚われて、
「有るのは今だけ」
「過去や未来はない」
「今が全て」
という笑止千万な解釈に走る人が多いのだ。
先日も病的なブログを見つけた。
そのブロガーは例によって「有るのは今だけ教」の狂信者だった。
しかし、現実世界で生きるには、過去や未来のことも考えざるを得ない。
「今夜の食事は何にしようかな?」と未来のことを考え、「小学生の頃は楽しかった」と過去のことを振り返る。
例のブロガーだって同じことである。
実際、この人も過去や未来の話をするときがあった。
だが、このブロガーは、その際に必ず断り書きを入れていたのだ。
例えば未来の話をするときは必ず
「本当は未来は存在しないのですが、来月はセミナーを開講するので予約してください」
過去の話をするときは
「本当は過去など無いのですが、私が昔、大怪我をしたときに病院の先生が……」
つまり、いちいち「本当は未来は無いのですが…」「本当は過去は無いのですが…」と断り書きを入れる癖が付いて(憑いて)いたのだ。
皆さんは、どう思う?
普通の人はそんな面倒臭いことなんか、いちいち考えない。
未来の話をするときは、素直にそのまま話をするし、過去を振り返る時はそのまま素直に過去を見つめる。
だが悟り系スピリチュアルの今ここ病をこじらせた人は、そんなことにもいちいち囚われ、断り書きを入れざるを得なくなるわけだ。
重症である。
普通の人の何十倍も頭でっかち。下らない思考の塊だ。
彼らはいつも「思考を手放しましょう」「今ここの直感に従いましょう」と教えているが、お前の方がよっぽど思考まみれだろ、という話。笑
非二元・ノンデュアリティの連中は、大抵こんな感じである。
二元的な物差しを否定しているため、善も悪もない平坦な世界観を前面に出そうとする。
そして二元的な価値観を持ってる人たちを露骨に見下す。
私のブログに対しても、そんな目を向けてくる奴がいる。
私のブログでは悟りについて説くこともあるが、二元性は決して放棄していない。
タイトルに「裏宇宙」という言葉もある。
しかし非二元・ノンデュアリティの世界観に照らすなら、「裏も表もない」ということになる。
その観点から、私のブログに対して、わけわからん誹謗中傷をしてくる輩が何人もいるのだ。
長野県の某手相家の影響で一瞥体験したという東原〇〇女史が、私に向かって罵声を浴びせた事件を覚えている人がいるだろう。
ああいう態度こそノンデュアリティ病の発症なのだ。
本当の非二元・ノンデュアリティは、二元の物差しの全てを包括している。
二元の全てを認め、受け入れてこそ非二元と言えるのだ。
だが生悟り気分に浸っている人は、
「二元 VS 非二元」
という対立構造を生み出してしまう。
それこそ二元マインドの塊ではないか?
今のノンデュアリティの連中が、二元的な自己啓発系スピリチュアルを執拗に批判するのは二元マインドの現れである。
「否定と肯定」という二元性から超脱していない。
つまるところ彼らは、自分の教えを全く実践できていないのだ。
二元の世界観にいちいちケチをつける。
そんな欲望に支配されているのだ。
そんなレベルの連中が、非二元スピの指導者をやっている。
茶番もいいとこである。
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非二元・ノンデュアリティ系スピリチュアルの
「全ては全体性の現われ」
という常套句は非常に便利である。
自分の意思もスキルも行動も全てが「全体性」によるものならば、どんな悪業も正当化できる。
コンプレックスもうまく誤魔化すことが出来る。
能力がない落ちこぼれ、駄目人間でも、「自分のせいではない。全体性の意志によって私はこういう人間になった」と言い訳できるからね。
まあ実際、ノンデュアリティ業界には、そういう人が多いよ。
うまくいかない日常に不満があり、駄目な自分に嫌悪感があり、それを解消するために非二元・ノンデュアリティに救いを求めた人たちが…。
まあ、彼らは否定するだろうけどね。
誤魔化していない、と。
自分への嫌悪感なんかないと。
事実、私に向かって、そのように釈明したノンデュアリティ指導者がいた。
だが、私がその人の波動エネルギーを観察すると、やはり屈折した思いを抱えていることが分かったのだ。
本人にその自覚があるかどうかは知らんが…。
そもそも、すべてが全体の現われだと言うならば、コンプレックスや自己嫌悪だって単なる「現れ」ってことになるよね?
誤魔化すことだって単なる現われだよね?
ならば、いちいち否定する必要はあるまい。笑
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