十七回忌 | ★写真日記

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一日一枚・・・・・いつかは傑作を


ホトトギス(α7-Digital)
雨晴れ

もうすぐ母の十七回忌・・・母の亡くなった平成4年は、10月の末から何度も霜が降りました。

今年はまだ、そんな気配すらなく、やっと町内の銀杏も黄葉が始まったばかり。

雨の朝となった今日も、気温は15度です。


びっしりと霜の降りた朝、鹿児島の病院に付き添っていた父から危篤との電話。

何度かそういう状態があって、その都度乗り越えてきていましたから、今回も!と、どこかで信じられない気持ちをかかえながら、職場や叔母や弟妹に連絡。


病院に一番先に着いたのは、熊本の妹でした。

その妹さえ母の最後に間に合いませんでした。

今のようにケータイを持っていたら一報が入ったのでしょうが、その頃吉野吉田の通勤の渋滞に巻き込まれていた僕は、苛立ちながらも希望をつないでいたのです。


病院で見たのは、母の病室の空になったベッド・・・肩を落として、急に小さくなったような父と、泣き顔の妹・・・。


母の死という重みが、自分の胸に落ちてくるのに、しばらく時間がかかったのを覚えています。


今年は、母の好きだったホトトギスが霜で傷むことなく、幾つも花を見せています。

定かではありませんが、こんなに生き生きとして母の命日の頃まで咲いていたホトトギスは初めてのことです。