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午前7時、ホテル玄関からバスに乗り込みます。
さっそく配られる弁当とお茶・・・今日の朝食は車中で摂ります。
誰からともなく天気の話・・金沢市内を走っている間は、青空も見えましたが、立山駅が近づくにしたがって雲が厚くなっていくようです。
ガイドさんの「本来なら皆様の眼前に立山の偉容がご覧いただけるのですが、今朝は雲の向こうです」に落胆の声。
標高475mの立山駅から977mの美女平まではケーブルカーで7分、高原バスに乗り換えて室堂に向かいました。
紅葉したブナ林が雨に濡れています。
途中、称名滝の見えるカーブでバスが一時停車・・・段階的に進んでは止まり、各座席にシャッターチャンスを与えてくれます。
肝心の滝は「見えないかもしれない」ということでしたが、白く煙った谷向かいに確認することができました。
やがて道路脇にも雪が見られるようになり、弥陀ヶ原は完全な雪景色。
室堂(標高2450m)に着く頃には、視界が数十メートルといった状態で、そんな中を特別な表情も見せずハンドルを握るドライバーが頼もしく思えました。
ここ室堂が立山黒部アルペンルートの最高点・・・今まで立った一番高い場所といえば標高1700mの韓国岳ですから、そこより750mも高いんだと一人興奮していました。
室堂から大観望まではトンネルトロリーバスで移動。
頭上に標高3015mの立山の頂があると思うと、少し息苦しいくらいです。
大観望(2316m)と黒部平(1828m)を結ぶのは、途中に支柱の一本もないワンスパン・ロープウェー。
ここの紅葉はすでに終わっていました。
ぎっしりの車中、俯瞰した一枚を撮ろうにも身動きができない状態です。
黒部平で昼食・・それを待つ間に青空が広がり、頂を雲に隠した山々が輝きます。
南国育ちの僕たちにとっては、紅葉よりも感激する眺めかもしれません。
ここから黒部湖(1455m)まではケーブルカーで5分。
黒部第四ダムの上を徒歩で渡ります。
普通なら15分程度の距離を倍の時間をかけて、あちらにレンズを向け、こちらでポーズをとりしながら・・・。
黒部ダム駅から扇沢(1433m)まではトンネルトロリーバスで、扇沢のバスターミナル周辺は紅葉の盛りでした。
立山黒部アルペンルート・・乗り換え回数は数えてみると7回・・・高齢者も混じる60名以上のツアー客がスムーズに越えてこられたのが不思議なくらいです。



