マンションにお住まいの方にお聞きします。管理組合ってご存知ですか?「あー、あのおじいちゃんたちががなんかやってるやつやね。」こんな感じでしょうか?
昨年1年間大規模マンション(約500戸)の理事長を務めました。本来なら理事長なんてまったく柄ではないのですが、自慢できない話ではありますが、くじ引きでやる事になり、なんとか1年務めました。
もし、理事長でなくても管理組合の役員に当たって困っておられる方の参考になればと思い、記事を書いていこうと思います。
元々私は人前でしゃべる事はあまりありませんし、得意ではありませんので、正直言って、本当に大変でした。また、これは後になって判ったのですが、大規模(200戸以上)で築20年以上のマンションは、例えば50戸程度の新築マンションとはまったく情況が違い、本当に大変だということです。
私のマンションは丁度バブルの頂点ちょっと手前の築23年です。建物は一回目の大規模修繕は4年ほど前に終わってはいますが、工事の瑕疵(かし:手抜き工事)がぼろぼろ出てきているのと、やり残した工事やそれにまつわる人間関係がドロドロに絡まっていました。
住民は約1500人ほどいらっしゃるのですが、定年退職後の年金生活の方も増えてきて、なんせ暇ですから管理組合にもの申したい方も多くいらっしゃいます。税理士、マンション管理士、一級建築士、元大企業の重役、教育委員会役員、元市会議員、自治会会長、クレーマーのおばさん、 等々。この様な方々を念頭に置いて職務を執行しなければならないのですからほんとに大変なんです。
ですから、「理事長は絶対に引き受けてはいけない」とおっしゃることは、後になって理解できました。
管理組合の運営はいろいろ書籍も出ていますし、管理会社もアドバイスしてくれます。しかし、立場によって本質は違うと思います。1年間実際に経験したものとして管理組合運営の様々な障害と対策を私見ではありますが、具体的に書いていこうと思います。