「今すぐ、消費税を引き上げるべし」とつぶやきました。
翌1月3日、日経の「三度目の奇跡」という連載に
「開戦前夜 焼き捨てられた報告書 現実を直視、今年こそ」
という記事があり、感銘をうけました。
このブログでは度々、「過去の反省を今に生かそう」という
ネタで日記を書いていますが、今回の記事は
「さすがプロの書き手は違いますね!」という感じで
よくまとまっており、心に響いたので紹介させていただきます。
転載ここから・・・
連載:三度目の奇跡
第一部 私は45歳(2)
「開戦前夜 焼き捨てられた報告書 現実を直視、今年こそ」
70年前の日米開戦前夜。正確に日本の国力を予測しながら、
葬り去られた幻の報告書がある。
報告書を作成した「戦争経済研究班」を取り仕切ったのは、
陸軍中佐の秋丸次朗。1939年9月、関東軍参謀部で満州国の
建設主任から急きょ帰国した。同班は「秋丸機関」の通称で
知られるようになる。
<中略>
12月8日の日米開戦まであと数カ月の時期に、陸軍首脳らに
対する報告会が催された。意を決するように、秋丸が言った。
「日本の経済力を1とすると英米は合わせて20。日本は2年間は
蓄えを取り崩して戦えるが、それ以降は経済力は下降線をたどり、
英米は上昇し始める。彼らとの戦力格差は大きく、持久戦には
耐えがたい」。秋丸機関が出した結論だった。
列席したのは杉山元参謀総長ら陸軍の首脳約30人。
じっと耳を傾けていた杉山がようやく口を開いた。
「報告書はほぼ完璧で、非難すべき点はない」
と分析に敬意を表しながらも、こう続けた。
「その結論は国策に反する。報告書の謄写本はすべて燃やせ」
<中略>
見たくないものは、見ない――。秋丸機関はほどなく解散し、
現状認識を封印した戦争の結末は悲惨だった。
終戦から今年で66年、日本は変わったのか。
<中略>
少子高齢化で、立ちゆかなくなる。
そんなことは30年も前から指摘されていた。
「最近の日本社会は例外的な楽園である。町を歩く若い世代の
日本人ほど無防備な表情をしている若者はほかにいない。
古い世代の日本人もようやくたどりついた豊かさに
すがりつこうとしている」
政治経済学者の故村上泰亮が
「新中間大衆の時代」でこう書いたのは27年前だ。
村上はすでにこの時
「現在の日本の豊かさは、つかの間の幻影に終わる可能性も大きい」
と記している。
政治が再び風雲急を告げる11年。
今年こそ現実を直視し、処方箋を実行に移さない限り、
日本の三度目の奇跡は始まらない。=敬称略(「三度目の奇跡」取材班)
・・・転載ここまで。
全文は、日経電子版から読む事ができます。
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電子版には、新聞に書かれていない「番外編」なる詳細記事が
載っているのを知り、興味深く読んでいるところです。
あ、別に僕は日経の回し者ではありませんw






