今年の終戦記念日(この呼び方が好きではないが)は、
例年より怒(いか)らずに過ごすことが出来た。

戦後70年談話が発表されたおかげで、例年の
「あの戦争は悲惨だったんじゃよ・・・2度と戦争はいけない」という紋切型の
街角インタビューが減って
「あの惨劇を繰り返さないために、誰が何をどう反省するのか」を考えるための
題材になる報道特集が多かったように感じるから。

安倍首相も冒頭で
「その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます」
と述べているわけだから、ここは是非、来年から中学校の教科書に全文掲載して
5時間は必ず内容について議論するように指導してはどうか。

以下、5時間で議論してもらいたいポイントを5つ列挙してみる。

私が教諭ならば、まず談話の第二段落
「日本はアジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました。日露戦争は、
 植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました。」

に着目して、

1.このとき、まさに先の大戦における悲劇の芽が生まれていたはずなので、
  その芽にはどんなものがあったと考えられるか


を議論させたい(副読本は、「坂の上の雲」か)

その際には、日本人には「死にもの狂いで」頑張れる性質があること勘案に入れた上で
議論が展開されるように指導する。 つまり、

2.日本には「命を捧げることは美徳である」という文化があり
  先の大戦の悲劇を経てもなお「命を大切にしなかったこと自体」を反省する風潮は
  全体としてあまり感じられない。(ひょとしたら、反省の項目にさえ挙がっていない?)
  その証拠に今でも「必死に頑張れ」とか「当たって砕けろ(玉砕)」という言葉を
  平気で使っている。


ことを意識させる。

次に、談話の中段
「日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、
 力の行使によって解決しようと試みました。
 国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。」

に着目して

3.「力の行使によって解決しようとしない」という思考を国内で維持し、
  外国の方々(特に隣国の首脳陣)にもそう思って頂くには
  どうすれば良いか? それは可能なのか?


4.もしそれが不可能だった場合、暴走に歯止めをかけるには、
  どのような政治システム・憲法・あるいは憲法解釈(笑)
  があれば良いのか?


を議論してもらいたい。

そして最後に、2.の観点に戻って

5.「美しき日本の文化を誇りに思うこと」と
  「先の大戦の悲劇を繰り返さないこと」の両立


について考えてもらって、授業を終わりにしたい。



もし、6月7日(日)に伊豆半島を旅行される計画を立てている方
いらっしゃいましたら、是非、遊びにいらして下さい。

開場 13:15   開演 14:00
会場 伊東市観光会館ホール /全席自由

指揮:鈴木彰久
曲目:ボロディン 交響詩「中央アジアの平原にて」
   ボロディン オペラ「イーゴリ公」より【ダッタン人の踊り】
   リムスキー・コルサコフ 交響組曲「シェヘラザード」

シェヘラザードのVnソロは鈴木麻美さん。
麻美さんは今回の演奏会を本当に楽しみにしていますし、
自分も、とても楽しみなプログラムです。



チェロパートは染谷春菜さんを客演トップ奏者に迎え、
豪華エキストラ陣を編成してお届けいたします。
約1名レベルが低いのが混ざってますが、
関係者以外のオーディエンスからは全く判らないよう、
顔芸を含め、この5年で培ったワザの集大成を披露するとのことです(笑)
今夜のBSフジ PRIME NEWSは村山元首相がゲスト。
知らなかったエピソードの数々が紹介されていた。

印象に残ったのは・・・談話を閣議決定する際、村山首相は直前に
橋本龍太郎(当時通産大臣・日本遺族会会長)に相談を持ち掛けた話。

相談を受けた橋龍は
「すばらしい内容だ。
 ただし文中で【終戦】という単語と【敗戦】という単語が使われているので、
 どちらかに統一されたらよいのではないか」
とアドバイス。

村山首相が
「どちらが良いと思うか?」
と問うたところ

橋龍は【敗戦】と答えたとのこと。


・・・番組の最後では、もう一人のゲスト東郷さんが

談話の「精神」が引き継がれることが大切なので、
個々の単語が残った・抹消されたという微細構造について
マスコミはことさら煽り立てるべからず。

という趣旨の発言をされていた。

確かに、対外的にはそうなのかも知れないが、
国内教育上は
【敗戦】
【国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ】
という文言を、ないがしろにしてはならないと思う。
2つの文言共に、小泉談話では使われなかったフレーズだが。
このブログをご覧の皆様へ、ささやかな提案です。

安倍首相は「アベノミクス」を選挙の争点にしたがっていますが、
その論法に乗らないでいただきたい。

特に、野党の諸君におかれては、
経済政策については、自民党の政策を丸呑みにして
選挙の争点から消してしまうことを、強く提案します。

争点を
「集団的自衛権の行使容認」のみに絞って
ワンイシュー選挙に持ち込むべきです。

私は、現在、日本国が国内法上
「集団的自衛権が行使できないように解釈できる」ことは
先の大戦で亡くなられた300万人の犠牲の上に成り立つ
奇跡だと思っており、これを失いたくありません。
(もちろん、この奇跡は亡くたった方々だけの功績ではなく
 辛酸を舐めて苦労した方々や、これまでの歴史を作ってきた
 日本人のみんな、そして、日露戦争での大ラッキーなど
 さまざまな要因が折り重なったものだと思っています)

マスコミ諸兄の皆様におかれても、
一年前は、集団的自衛権や特定秘密保護法案の問題に
もっと焦点を当てておられたハズ。

先の大戦での反省に立って、
今度こそ、正しく(というか自分自身の思想信条に沿って)、
議論を喚起するよう報道をお願いしたい。


1曲目は、このイメージで演奏したいと思っています

<C交響楽団・第5回定期演奏会>
・日時 10月26日(日) 14:00開演
・場所 ティアラこうとう
・指揮 森口真司
・曲目 ニールセン ヘリオス序曲
    ハイドン 交響曲100番「軍隊」
    シベリウス 交響曲2番
・座席 全席自由 1000円
http://www.c-orch.com/

もしご都合よろしかったら、是非遊びにいらしてください。
当日券も潤沢に(^^;)出るはずです。