こんにちは!(^_^)
前回のブログの続きです。
ここからお読みの方は以下のリンクをクリックして、【前置き】から順にお読み頂きたいと思います。
◉【その1】重度の「表現するのが怖い怖い病」を乗り越えて!!
◉【その2】重度の「表現するのが怖い怖い病」を乗り越えて!!
・・・【その2】
でもこの「負の悪循環」は僕に限らず、実はどんな世界や業界でも、「プロフェッショナル」として生きている人間は必ず全員が最低でも一度は経験している事だと思います。
そしてこの苦痛と苦悩にまみれた迷い道に陥った時に自分が進むべき道を誤るか、正しく軌道修正して再度真っ直ぐに歩いて行けるかが、人生の大きな別れ道になって行くのですよね。(・・;)
ちゃんとまともな人間に戻れるか、不安と恐怖と過度の疲労感を紛らわすために「お酒」や「薬物」などの安易な逃げ道に手を出して、そのまま本当の人間崩壊に陥ってしまうかの・・・。
「プロフェッショナル」とは、本当にいつでも脱出不可能な危険な迷い道に誘導され兼ねない、苦悩と恐怖と迷いにまみれた非常に厳しい世界です。。。
少しでも隙や弱さ(甘さ)を見せれば、どんどんそこに漬け込んで来て潰そうとして来る「質のよろしくない人間」も一杯周りに寄って来ます。
事実僕も若手作家時代から「業界を知らない」をいい事に一杯騙され、裏切られ、陥れられました。
また、テレビ・新聞・雑誌・Web等のメディアで多数取り上げて頂けるようになり、ある程度公的に「芸術家」として認めて頂けるようになったら、今度は「多くの人の妬み」を買い、味方であるべきはずの(一部の)方々にまで徹底的にいじめられました。
そして挙句の果てには、公立館での初個展で4万人という、普通では考えられない多くのお客様にお越し頂くという爆発的デビューをきっかけにプロの詐欺師に騙されて、「もう誰も信じない!」と頑なに心を塞ぎたくなるくらいに心底傷つけられた上に、金銭的にも大きなダメージを負わされる辛く苦しい経験等をたくさん重ねて来ました。(T ^ T)
2008年 練馬区立美術館 「瀬畑 亮 セロテープアート®︎展」風景
公立館での個展デビュー時/約2ヶ月間で70件以上のマスコミ取材を受けて一気に大ブレーク!
本当に普通に暮らしていた「無名にセロテープ®︎好きの青年」の家に一点集中で突然100年に一度の「超巨大台風」がやって来たような、家族をも巻き込む人生最大の大パニック状態でした。σ^_^;
このように「成功」という輝かしい光の裏には、言葉や文章では決して表現できない「苦悩と挫折」という影(真っ暗闇)が一杯ありました。(T ^ T)
立場上あまり言いたくなかった事ですが、綺麗な夢ばかりじゃないこの状況こそが、本当のリアルなプロフェッショナルの現実です。(・_・;
例えるならば、本当に美しく光輝く花というよりも、むしろどろっどろの沼地から稀にニョキっと綺麗な花を咲かす蓮(はす)のような存在ですかね。(^◇^;)
そうやって稀に逞しくニョキッ!!と生えて来る花だからこそ、表面ずらは物珍しくて美しく見えてしまい、世間の方々は浅いところだけ拾っていろいろと勝手な解釈でいじって本質をうやむやにしてしまうのです。
でも実際はこのように多くの方々に夢と希望と勇気を与えなければならない仕事に携わる人間が、実は一番泥だらけで常に枯れる寸前・・・という状況なのです。
世の中とは本当に矛盾だらけですよね。。。σ^_^;
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