1日目 くも膜下出血で意識不明(1) | 焦らず、諦めず *くも膜下出血・高次脳機能障害の夫との記録*

焦らず、諦めず *くも膜下出血・高次脳機能障害の夫との記録*

夫がくも膜下出血で倒れました。
まだ40代。私は30代。
子どもは高校受験、中学進学間近。
グレード5でしたが、意識レベル300でしたが、
生きてます。
高次脳機能障害、右同名半盲という大きな障害が残りました。
焦らず、けれど諦めず。
ゆっくりと、少しずつ。

多分、この日のことは一生忘れられないでしょう。

2018年4月4日の朝、8時半頃。

その日はまだ娘も息子も春休み真っ最中。毎日6時に出勤する主人を送り出し、続いて部活休みで友達と遊びに行く娘を送り出し、私は10:00にパートに出勤するため、準備をしながら息子と朝食を食べていました。

そこへ見知らぬ番号からの電話が鳴りました。
番号は携帯の番号だけど、全然知らない番号。
最近こういう番号から塾の勧誘だったり、家庭教師の勧誘だったりが多いので、無視することが多いのですが、なんとなく気になって電話に出てみました。すると、電話は主人の同僚の方からでした。

ご主人が職場で倒れて、意識不明で病院に運ばれました。いつでも出られるように、準備をしておいてください。

なんだか事の重大さがわからないまま、とりあえず「今日は仕事休まないと」と思い、職場のラインにシフトの交代をお願いする連絡を入れました。私よりも周りの人達の方が慌てていたと思います。
次に主人の実家に電話。
同じ団地の敷地内に住んでいるので、了承を取り付け、息子を預かってもらうことに。

しばらくして再度電話があり、主人が入院した病院の名前と、何かあった時のために私の連絡先を聞かれました。今、メモを見返すと、病院名が間違えているし、しかもひらがな。相当動揺していたのだと思います。

病院までは車で向かいましたが、どこをどう走ったのか、あまり覚えていません。ただ、スピードを出し過ぎないようにだけしていたのを覚えています。自宅から病院までは最短1時間半。けれど、2時間半もかかってしまいました。途中、何度も付き添いの同僚の方から「今どこですか?」の電話が鳴り、いちいち路肩に止めて応答していたのも原因だったのかも…。