先日、地元の学生コンクールの審査に行ったら、懐かしいN響の大先輩にお会いしました。その方は現在、御歳80歳ですが、みなぎるパワーで溢れていらっしゃいました。
そして「藤村くん、仕事も大事だけど、健康にも気を付けなきゃ駄目だよ。定年してからが長いからね!」

本当に、その通りなのでしょうねえ。
最近は、かつて先輩方が楽屋等でボソッとおっしゃっていたような事が、次々と我が身に降りかかってくるので、ようやくこのようなお話しを大切に聞けるようになってきました。

だからという訳ではありませんが、丁度、少し前から、僕の生活は健康志向型に舵を切り始めておりました。
そのひとつは前号でご紹介した「人間ドック」。
そして、もうひとつは今回、ご紹介する
2年ぶりの「サップ」です!
サップとは、海上や湖上を大きめのサーフ・ボードの上に立ってオールで漕ぐというもので、お天気の良い日に、サップをしている人を見掛けると、実に気持ち良さそうです。

そんなサップ姿に憧れて、2年前に体験レッスンというものに申し込んでみたのですが、見るとやるとでは大違い。体幹の弱さだかバランス感覚のなさだかが原因で、2時間で80回くらい落水したものでした。足のつかない深場でのボードへの這い上がり作業は、立ち泳ぎから、えい!とばかりにイルカのように飛び上がらなくてはならない上に、その足元を狙ってサメとか来ないだろうなという恐怖心との闘いで、それはそれはバテました。

なのにですよ?なぜか無性にまたやりたくなって、再び体験レッスンに申し込んでしまったのです!

そして今回はオンライン授業ばかりで、家に引きこもりがちな大学生の息子もダメ元で誘ってみまして。そうしたら、なんとやってみたいと言うではありませんか!
小学生ではなく、もう大学生になった息子との参加って、嬉しいものですね。

それでは、先生の後に続いて、いざ海へ!



前回は膝の柔軟さがなくて、棒立ち状態だったので、ボードの傾きに対応出来ずボシャンボシャン落ちておりましたが、今回は膝を曲げ気味にし、自然に対応する事を心掛けてみました。息子の手前、前回のような異常なまでの下手さを露呈する訳にもいきません。そうだ!自転車に乗る時と同じなんじゃないか?理屈で考えず自然に自然に、自分の反射神経を信じよう!
そうしたら、どうした事でしょう?
出来たのです!
なんと、ほぼ落水なし。ボードを限界まで傾けちゃってみたりして、ひぇーい!って感じ。しまいにゃ、まぐれで、こんな波乗りまで出来てしまいました!

(鎌倉材木座海岸ヒロハナの先生が自らも波乗りしながら撮って下さいました。さすが余裕~)

先生の後にくっつく息子と僕。
ちなみに彼は普通に出来ていました。


良い音楽は、健全な肉体と精神に宿る。
急にサップがやりたくなるなんて、身体が求めていたのですかねえ。
これを機に、少しサップを続けてみようかと思っています。