バッハ作曲『ブランデンブルク協奏曲』全6曲演奏会、無事終わりました。
心を込めて弾ける本番にしたかったので、それなりの準備をした甲斐あって、終演後は気持ちの良い虚脱感に浸りながら家路につけました。

頑張ってきた本番が終わったのだから、もう今晩は練習しないぞと思っても、明日からN響のリハーサル。そうは問屋が卸しませんし、鬼軍曹(前号参照)も黙っちゃおりません。
リヒャルト・シュトラウスの『4つの最後の歌』ってどんな曲だったっけ?と一応、音源を聴いてみたら、なんと予期もせぬ衝撃的感動を受けてしまいました!
こんな10代の頃のようなウブな感動は久しぶりです。
重労働のブランデンブルクが終わって、ナチュラル・ハイだったから、「長いこと沢山頑張ってきたんだ、もうゆっくり休もう」的な歌詞が琴線に触れまくったのですかね。

それにしても楽譜を見てみると、聞くと弾くとでは様子が違って、弾くのは少し難しいです。しかし、そんなの問題ないです!
なぜなら曲も好きなら、今週は指揮者も大好きな山田和樹さんだからです。
本日、初日のリハーサルで感じましたが、山田和樹さん、一段と素晴らしくなっていました。
一つ一つのおっしゃる事が、まるでサッカーの名手のパスのように効果的で、その度にオーケストラが変わっていきます。


お話し変わり、昨日まで共に頑張ってくれた僕のチェロ、長年の間に消耗して薄くなってしまった指板(指を押さえる黒い板状の部分)の交換のために本日より数日間、入院です。


指板の交換なんて25年に1度くらいしかしないので、次回交換する時は・・・
『4つの最後の歌』の世界に包まれている頃ですかね。