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Acqua Fragile

愛と勇気とさかなが友だちです。イタリアのプログレではありません。

薬浴5日目。エンゼルフィッシュが少しも良くならないのでいよいよ心配になってきます。尾びれの半分はとうとう根元から欠け落ち水をきちんと受け止められないはずなのに、ただでさえ泳ぎにくそうな形状のボディを、どうやって平衡を保って泳がせているのか不思議になってくる。うすっぺらいカラダのどこかにオートジャイロが入っている。ほんとうに不思議です。

日中、餌を2粒ほど食べてくれましたが、そんなんじゃ元気でないでしょう。だからメディフィッシュという、栄養価高そうな餌を買ってきてうかべたけど食べてくれない。お腹ぺったんこ。目ばかり大きく見えて、目が合うと悲しくなります。薬浴をあと2日続けて、その後はもうどうすればいいのでしょう。

塩を入れてから10時間。プラケをのぞくと、エンゼルはこっちを見ていました。
プラケの底にはバラけたひれのかけらと、尾びれの付け根にまとっていた白い綿ボコリが落ちていました。
綿ボコリがとれると、尾はますます貧弱に見え痛々しい。
胸のひれにもダメージがありカラダを垂直に保つのも辛かろう。
スポイトで底に落ちたものを吸い出している間、ゆっくり後ずさりしながらも、エンゼルはずっとこっちを見ていました。


薬浴中のエンゼルフィッシュ。今日は、わたしの姿を認めプラケ越しに近寄ってきました。
明らかに昨日よりも、生気が戻っているように思えます。餌を少しあげると食べてくれました。
しかし、これは一体どういうことなんだ!ヒレは昨日よりも悪化しています。尾びれも、短くなった背びれも切れ込みが入りバラバラになってきています。おまけに尾の付け根あたりは綿が吹き、痛々しい姿になってしまっている。なんでなんだ!グリーンFゴールド効いてねぇ!さらにプラケには照明がないせいか、ボディがくすんで見えて悲しくなります。痩せて頭の骨のでこぼこまで透けて見えるようで、そのくせつぶらな目は以前のままなので、余計に悲しくなります。なんで悪化している?わからない。塩を追加することに決めました。

事務所に塩なんてないので、もよりスーパーの明治屋に行く。たくさんの種類の天然塩。どれがいいのかわかりません。高ければ品質いいの?安全なの?価格に10倍以上の開きがある。
高額な塩はおいしそう…だけど袋の裏を見比べてみると、シチリアだの南極だの沖縄だのの高級天然ソルトは総じてマグネシウム、カルシウムの含有量がたいへん高い。いつもの水道水とは100倍以上違うわけで、なんか怖いので、成分記載がある中では一番ミネラルの少ない天然塩を選びました。は・か・た・の・塩。

塩を水溶きして、最終的に0.5%になるよう計算しつつ、少量ずつ10分間隔で隔離プラケに投入しました。後は何ができるんだろう?

こうして記録することで、エンゼルの予後に役立つこともあるかもしれないし、わたしの気も紛れます。(魚のために自分は何かをしているんだという気になれる、ズルイ満足感かもしれないけど)








一昨日、力なくプラケースの底で横たわっていたエンゼル。もうダメなんだろうか?と思っていましたが
昨夜、帰宅前に様子を見るとなんとかエンゼルは立ち上がって(?)、魚らしく水中で垂直を保っていました。とりあえず良かった・・・エンゼルフィッシュは強い魚。少し希望が見えた気がして、いつも食べていた餌、テトラプランクトンを数粒浮かべてみました。食べません。チラ見もしない。テトラプランクトンはゆっくり底に沈んでいきました。餌をスポイトで吸い上げて、昨日は事務所を後にしました。

きょうは先ほど事務所にやってきて、プラケをのぞくと昨日より多少は泳いでいる様子。本水槽にいた元気な頃は、水槽に近づく人影を認めると、アホと利発さが混ざったようなハシャギっぷりで水槽を右往左往し餌をねだったものでしたが、今はプラケの中でゆらーっとそよいでいるばかり。
もとが薄っぺらい魚なんですが、また一段と薄くなったなぁ、ぺらぺらの白い紙みたいになって、ヒレもぼろぼろだし。
テトラプランクトンを数粒うかべたら、ゆっくり鼻を上げて吸い込んでくれました。「あっ食べた、やった!」でもすぐにぺっとはき出して、またゆらーっとただようエンゼル。でも食べようとする行動が有り難い。
テトラプランクトンはすぐ沈むので、こんどはフレーク(テトラミン)を細かくして浮かべてみました。ゆっくりぱくっと食べて、こんどは吐き出さなかった。良かった。今日はもうこれ以上餌は食べないでしょう。

Acqua Fragile

療養中 背びれが本当に短くなったね。

(長いひれと真っ白な輝くボディとつぶらな黒い瞳と、
流体力学に抗ってカラダを左右にフリフリ無理矢理泳ぎ、
飼い主に必死に懐くのがエンゼルの魅力。わたしにとって。)

本水槽にいた頃、プラティとの餌取り合戦に負けてひもじそうにしているときは、エンゼル用にヒカリクレスト・ミニキャットをあげていました。ミニキャットはプラティの口には大きすぎて入りません。これを何粒も丸呑みするくらい食欲旺盛なエンゼルでした。また丸呑みできるほど、元気に戻るといいなと思います。

このエンゼルは、確か1年半ほど前に購入した個体。
ショップの画像はこれ↓ オオツカ熱帯魚さまより無断転載。
長く優雅なヒレの美しさを楽しむベールテールエンゼル。
ショップでの販売名はウエディングエンゼル。


購入したときは、まだまだ幼魚だったけれどこの画像とほぼ同じ形をしていて、その美しさにはびっくりしましたが
いまプラケで漂っている病魚と比べると、改めてかわいそうなことになってしまったなと思います。
元気になったら水深60センチの水槽を買いたい。ヒレを好きなだけ伸ばして欲しい。

Acqua Fragile








休日出勤したけどエンゼルの隔離やら、心配やらで時間を費やしてしまいこんな時間(深夜3時)になってしまいました。今しがた隔離エンゼルのプラケをそーっとのぞいたら、なんと底で横になっています。横たわったままえらを上下し、腹びれを力なくゆるゆると微弱水流にそよがせている。

もうダメなのでしょうか?
さっきはもう家に帰ろうかと思ったけど、まだ仕事も残っているから今日は事務所に泊まることにする。エンゼルにはがんばって欲しいです。